指標
TOPIX | ||
日経225JPY | ||
日経225USD | ||
グロース250 | ||
REIT |
ウォーレン・バフェットの商社買いによって、日本市場のバリュー投資が注目された。しかし、そのような銘柄は寄与率が少ないこともあってか、日経平均の上昇には、それほど貢献していない。
1年週足を見ると、今年後半の日経平均はボックスの推移だったことがわかる。TOPIXはボックスを逸脱する場面があるものの、最終的には微増だ。
グロースは全く良いところがない。10年月足は、現在の水準が新型コロナ流行時と同水準であることを示している。
REITも良いところがない。新型コロナ流行時の急落水準から一気に、急落直前水準まで戻したものの、その後は下落トレンドが続いている。想定される理由の一つは配当利回りだ。
地銀の投げ売りによって急落したREITではあったが、REITの資産価値そのものに問題があったわけではなく、物流などはバーゲン・セール状態だった。当時の利回り水準からすれば、現在の価格に対する利回りは非常に割高だ。利回りよりも売却益を選んだ投資家は多かったはずだ。
さらに金融引き締めによって、利率が上昇するのであれば、それがREITの収益を減らすことも考慮すれば、配当利回りが投資家にとって妥当と思われる水準まで、徐々に値を下げていくのだろう。
海外
個別
楽天
PBR | 1.37 |
理論株価 | 960 |
割安圏だが、納得の理由もある。楽天モバイルが苦戦どころか、グループ全体の足を引っ張っている。これさえ解決すれば、株価は戻るだろうか。サイバーエージェント藤田社長のコメント。
義理堅いとか男気と記事が出てたがそんなことはなく下値が限られてるしモバイル事業撤退すれば3倍くらいになると思ういい投資だった
楽天モバイル以外、楽天は業績がいい。うらやましい事業を抱えている。楽天モバイルを撤退した場合に株価は3倍、成功しても3倍になる。
MSX
youtu.be | youtu.be | youtu.be |
西和彦はゲーム嫌いなのだそうだが、MSXにゲームが必要であることを、MSX GOTO40で認識したのだという。ここでいうゲームというのは、旧MSXシリーズを対象としたゲームを指しているのか、新MSXシリーズに対してのものを指しているのか。新しいMSXがゲームを無視しないことはよいのだが、あまり力説するほど本質的な話題ではないと思うのだ。
レトロゲームが注目され、Nintendo Switch向けに配信される時代だし、エミュレータもある。ゲームは用途のone of themであることは理解できるが、それにしても、わざわざ新しいMSXを再興しようかというのに、その使い道がゲームというなら、MSX3といわずとも、X68000 Zのようなエミュレーション・ハードウェア、もっと言えばMSX PLAYerのようなエミュレータで十分ではないか。
勉強に使う、と言って買ってもらったものの、ゲームマシンとしてしか使わなかった、というのは80年代和製PCを買ってもらうエピソードにつきものの話題だ。当時できなかったことを今やるためのリバイバルとすれば、それでも結局ゲーム、というのは当時のエピソードを再現する以前に、当時から何も成長していないという現実でもある。いずれにしても悲しい。
当時のMSXにROMカートリッジを装着してMSX3化する、スーパーコンピュータ的な並列処理など、刺激的な構想があるのだから、X68000 Zと同じような路線は辿らないでほしい。
精神リソースの消耗
ラジオからYouTubeまで、年末ということで特別配信ラッシュだ。NHKは、子ども科学学電話相談を朝から正午まで、連日放送する。YouTubeのSubscriptionsには、数々のチャンネルから、いつも以上の番組が配信されている。年度末のアニュアルミーティングを動画配信する企業チャンネルもある。一番ひどいのがアニプレックスだ。毎時、同社の各作品から選ばれた一話が延々と配信され続けている。
同社にとっては宣伝を兼ねたサービス的な取り組みなのかもしれないが、他のチャンネルからの動画に混ざり、Subscriptionsに配置されている作品群を眺めるだけで、作品を視聴せずとも、意識が無用に消費されているように感じる。本当に視聴したい動画を探すだけで、眼精疲労を生じさせる。浪費を強いられているのだ。
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