Technically Impossible

Lets look at the weak link in your statement. Anything "Technically Impossible" basically means we haven't figured out how yet.

我が家流ブレッチェン兼ピザ生地

これは2009年に以前のブログへ投稿したエントリーを加筆、修正したものです。
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電子機器やGoogleのようなweb検索、そのインフラなど、自分自身では到底理解の及ばない機構は、世の中にあふれている。それらの仕組みが分かったところで、それが自分自身では到底なしえない事柄であれば、やはり感嘆する。私にとって、ホーム・ベーカリーはそのような機器の一つだ。

パンを焼くには、粉を混ぜ、こね、発酵させ、仕上げた生地を焼く。この工程には複雑な手作業を伴うのだが、その全てが一枚の羽と、その回転運動に集約されてしまう。どうして、そんなことを思いついた?と発想の転換に感心するばかりだ。

ともあれ、今回はホーム・ベーカリーではなくパン焼きの話題だ。ピザ生地とほぼ同じ材料、手順で作る、ブレッチェンというパンを焼く。
生地の成型はともかくとして、ホーム・ベーカリーは、ここで紹介する工程の一通りを、羽1枚とその回転運動、温度制御だけで成し遂げてしまうのだ。しかし、ホーム・ベーカリーは使用しない。

  • 材料
  • 下準備
  • 調理
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RegExLib.com - Regular Expression Library メールアドレスにマッチする正規表現

これは2005年に以前のブログへ投稿したエントリーを加筆、編集したものです。

www.regexlib.com
ある文書が特定の書式に基づいているのか、フォームへの入力値が適切であるかなど、入力値がある形式に従っているかを確認するときに正規表現は便利だ。しかし、その可読性は良好であるとはいえず、確認しながらの入力では作業効率が悪い時もある。

RegExLibは正規表現のデータベース・サイトだ。登録された正規表現の中から、検索キーに関連するものを紹介してくれる。例えば「address」と検索すれば、メール・アドレスやIPアドレスMACアドレスに合致する正規表現を紹介してくれる。

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GVLMAの紹介-残差を用いた線形モデルの包括的検査

回帰分析から線形モデルを生成したならば、満たすべき仮定を検査する必要がある。その仮定とは、

  • 独立性
  • 分散の均一性
  • 誤差の正規性
  • モデルの線形性

Rを用いるとき、回帰式より生成したlmオブジェクトをプロットすることで、残差と外れ値を視覚的に検証し、試行錯誤を繰り返すことになる。あるいは、次のページで説明されているような手続きを実施することもある。
ademos.people.uic.edu

GVLMA (Global Validation of Linear Model Assumptions)は、線形モデルの残差に注目し、標準化した残差の正規分布を検証することで、先の仮定を包括的に検証しようとする。具体的には、次の事柄を検証している。

  1. 残差の分布の歪度
  2. 残差の分布の尖度
  3. 目的変数の分布(不適切なリンク関数の使用)
  4. 残差の等分散性

GVLMAの出力結果を参照することで、線形モデルの検査が容易になる。

例によって、参照先となるリンクは投稿末尾にまとめている。

  • GVLMAを用いない場合
  • GVLMAを用いる場合
    • 検証結果
    • 検証結果のプロット
    • 外れ値の検証、プロット
  • 参照
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30日でできる! OS自作入門

30日でできる! OS自作入門
これは2006年に以前のブログへ投稿したエントリーを加筆、編集したものです。

興味本意で購入した一冊が、心動かされる一冊だった。OSが動作する仕組みから、GUI Windowのグラフィック描画、マルチ・タスクまでを、ユーザー自身がコードをタイプしながら学ぶ機会など滅多にあるものではなく、さらに分かりやすく解説、説明してくれる人も稀有だ。本書がそれらを肩代わりしてくれる。

「OSって何だろう?」から始まる本書のスタンスは、かなり潔い。

  • OSにまつわる専門知識や用語の勉強は、まずは不要。
  • 勉強なしで始めよう。
  • 言語の勉強もなしで始めよう、それはこの本を通じて学べばよいじゃないか。

使用言語はCとアセンブラだ。OSの仕組みを学びながら、その実装を通じて言語の勉強も兼ねるという野心作だ。

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復刻版・大戦略Ⅳ(大戦略4、大戦略IV)

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10代の頃、よく遊んだゲームの一つが大戦略シリーズだ。当時のパソコンのスペックでは、ソフトウェアのロジックを高速に処理できず、1マップを攻略するにも数日を要するようなことがあった。大学卒業までにかけて徐々に他の分野へと関心が向き、『大戦略Ⅲ'90』を最後に、遊ぶのを止めてしまった。

『復刻版・大戦略Ⅳ』は、おそらく当時リリースされたものが、そのままWindows版として移植されたものだろう。Windows 98のような32bit環境全盛期にリリースされたゲームだが、64bit環境のWindows 10にインストールしても、何ら問題なく動作している。Windows版なりの特別な仕掛けは実装されていないようだ。ただし、デフォルトのゲームスピードでは高速すぎるのだが。
www.ss-alpha.co.jp

台風上陸に伴い、明日は休講日と言うことで遊んでいる。昔ながらの大戦略を遊んでいると、少年時代を思い出すと同時に、年を経た分、当時は考えもしないような手立てを思いつくのだ。自ずと遊び方も当時とは変化する。ゲームの紹介がてら、そんな変化を紹介しようと思う。

  • 特徴
  • コンピュータのアルゴリズムと定石の変化
  • 私の新しい定石
  • これは定石ではない。
  • 参照
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数式なしの主成分分析ーRでの分析から予測までの手順

主成分分析と言うデータ分析手法がある。複数の評価項目のあるデータの全体像をつかむ際に、その評価項目の特性を分析して、より小数の新たな評価項目を見出し、データの全体像をより簡単に把握、可視化しようという試みだ。

例えば、中学生の成績を評価するとしよう。いわゆる5大教科(国、数、英、理、社)に加えて体育、音楽、技術など、それぞれの評価項目から全体から把握するよりも、これらに起因するより簡単な評価項目(評価軸)を見出すことができれば、おぼろげながらも、より簡単な把握が可能になる。例えば、高校入試科目とそれ以外とか、筆記試験を伴う科目と実技試験を伴う科目とか。このような評価軸を統計的に見出だし、リサーチャーが解釈し、データの傾向を把握するのが主成分分析だ。

ここでは主成分分析そのものを紹介するのではなく、Rを用いてその分析手順を紹介していく。分析対象データはRに含まれているものを用いるので、RStudioだけで手順を再現することができる。ここでは次の環境を用いている。

  • R 3.5.2
  • RStudio 1.2.5001

ちなみに現時点でのR、最新版は3.6.2だ。RStudioと共に参照先は、この投稿末尾にまとめている。

  • ライブラリとデータの準備
  • 主成分の解釈
  • 個々のデータのプロット
  • 全体の解釈
  • 予測
  • 参照
  • コード
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SGI IRIXのデスクトップをLinux上に再現する試み MaXX Interactive Desktopのインストールから、日本語入力設定まで

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今の時代、パーソナル・コンピュータ(以下PC)は、学生でもアルバイトすれば十分なスペックの環境が入手できるほど一般的なものになった。同時に、PCに対して、手の届かないものに対する憧れのようなものは失われてしまったように思う。
いわゆるWindows機に対して、ブランド・イメージやUNIXと言う観点からMacが憧れの対象という人もいるかもしれないが、それにしても、とても手の届かないという製品でもない。

私が学生時代、Indy、IndigoなどのSGI (Silicon Graphics International) 製ワークステーションが、手の届かない憧れの製品だった。搭載されていたOSである、IRIXのデスクトップをLinux上に再現しようというプロジェクトがある。今回取り上げるMaxx Interactive Desktop(以下MaXX)だ。
Hyper-V上に構築した最小構成のubuntu上にインストールしてみた。

この投稿で使用している環境は、以下の通り。

  • ubuntu 18.04.3 LTS
  • MaXX Indigo Releases (Indigo 2.0.1)
  • MaXXのインストール
  • 日本語入力設定
  • 記念撮影
  • 余談
  • 関連リンク
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2046、花様年華

花様年華in the mood for love ― オリジナル・サウンドトラック
これは2004、2005年に以前のブログへ投稿したエントリーを加筆、編集したものです。

「広告に騙された!」というのが映画『2046』鑑賞後の第一印象だった。とはいえ、内容はいつも通りのウォン・カーウァイ流であり、ファンにとって広告は、無用な印象を与える害悪以外、何物でもなかった。おそらく、そうでも宣伝しなければファン以外の観客を呼び込むことが難しかったのだろう。

不思議な近未来では、ミステリー・トレインが動き出して、アンドロイドが恋をする、などと広告は言うのだが、作品は近未来を舞台にしたラブ・ストーリーではない。近未来のエピソードはストーリーのごく一部であり、それは劇中作が映像化されたものだ。主人公の周辺環境を反映した心理描写であり、『2046』そのもののメイン・ストーリーではない。『2046』は『花様年華』の続編であり、舞台は同じく1960年代だ。

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2017年劇場版以前の『BLAME!』

BLAME ! [DVD]
これは2006年の投稿で、以前のブログからの移行に際し、加筆、編集したものです。

2017年にNetflix配信、劇場公開される以前、『BLAME!』は2度、映像化が試みられた。1度目はオンライン配信限定のアニメとして、2度目は将来の映画化を見込んだパイロット版として製作されたものだったが、その存在に気付いた一部のファンが、知られざる存在としてチェックする以外、ほとんどのファンには、存在を忘れられたものとなってしまった。

どちらもイメージ・ビデオ的な映像作品であり、ストーリーらしきものを感じさせる要素はない。単行本中の場面を動画化した、それ以上の期待を持って鑑賞に堪えるものではないのだが、存在を知ったファンにとって、それは一度は観ておきたいものではあるようだ。
「…どうしても抑えることが…ネットスフィアを見たくて…」接続してしまうシボのように、それは、ある意味で『BLAME!』らしい、と言える。

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リバランスのタイミングなのか、トレンド変調まで待つべきか。-走り書き。

今晩、昨晩と出席した講座から、今後の資産運用についての思いつきを走り書きする。

昨晩の講座は、毎月出席しているもので、経済学者が講演する。話題はいつもと大差ないものだった。印象に残ったのが、講師の一言だった。要旨は次のようなことだった。

40年以上マーケットに関わり続けてきた。これまでは良識、常識のようなものが存在していたが、現在のマーケットには常識がないように見える。

確かに8月21日に、グローバル市場が同期しており、全資産で損失を出す危険について報道されていた。
www.bloomberg.co.jp

今晩の講座は年に1~2回開催されるもので、ファンド・マネージャーが講演する。PMIの推移、東証上場企業の四半期売上高、営業利益の比較推移のチャートに基づいて、次の話題が提供された。

  1. 現状は2015~16年ごろの状況に似ている。
  2. 当時と現在の大きな違いは米中貿易戦争、日韓関係。
  3. チャートの周期を辿れば、4~5半期で回復の兆しを見せるが、2が大きく影響する。

チャート上の周期を充てにするならば、これから4~5半期先とは2020年後半から2021年あたりだ。現在のトランプ大統領任期も2021年1月までだ。一方、米中貿易戦争はトランプ大統領の再選、中国の姿勢変化を考慮すると、2025年まで続く可能性がある。
昨年からリセッション入りも継続的にささやかれており、投資の節目、特にリバランス、あるいは長期積み立てを再考すべきタイミングなのかもしれない、と言うことを強く感じた。

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