Technically Impossible

Lets look at the weak link in your statement. Anything "Technically Impossible" basically means we haven't figured out how yet.

SGI IRIXのデスクトップをLinux上に再現する試み MaXX Interactive Desktop ver 2.1のインストール、日本語入力、そして日本語化

f:id:espio999:20200705233751p:plain
今の時代、パーソナル・コンピュータ(以下PC)は、学生でもアルバイトすれば十分なスペックの環境が入手できるほど一般的なものになった。同時に、PCに対して、手の届かないものに対する憧れのようなものは失われてしまったように思う。
いわゆるWindows機に対して、ブランド・イメージやUNIXと言う観点からMacが憧れの対象という人もいるかもしれないが、それにしても、とても手の届かないという製品でもない。

私が学生時代、Indy、IndigoなどのSGI (Silicon Graphics International) 製ワークステーションが、手の届かない憧れの製品だった。搭載されていたOSである、IRIXのデスクトップをLinux上に再現しようというプロジェクトがある。今回取り上げるMID (Maxx Interactive Desktop)だ。
Hyper-V上に構築した最小構成のubuntu上にインストールしてみた。

この投稿で使用している環境は、以下の通り。

Ubuntu 20.04 LTSでもインストール可能だが、インストール作業前に一手間必要だ。この作業についても、併せて紹介する。

2020年7月12日追記

この投稿に記載の手順は次のサイトで公開されている情報に従っている。7月7日の2.1.0リリース以後、その内容が頻繁に更新されている。更新の都度、新しい情報をこの投稿へ反映していくのは難しい。
MIDをインストールしようとするユーザーには、この投稿に記載されている情報を、何も考えずに適用するのではなく、公式サイトに記載されている情報を確認しながら、この投稿に反映されていない情報や、不足分を自ら補うことのできる能力と努力が求められる。
何も考えずに投稿に記載された手順を追いかけることしかできないユーザーに、MIDのインストールは難しいだろう。
maxxinteractive.com

  • 2020年7月12日追記
  • apt repositoryの登録
  • MIDのインストール
  • 日本語入力設定
  • システム・フォントの日本語化
  • 余談
  • 関連リンク
続きを読む

デスクトップPCのWiFi、Bluetooth対応 TP-Link TX3000E

TP-Link WiFi ワイヤレス アダプター 無線LAN Wi-Fi6 PCI-Express Bluetooth 2402 + 574Mbps Archer TX3000e
ビジネス・ミーティング、セミナー、カンファレンス、大学の講義まで、ZoomをはじめMicrosoft TeamsやCisco WebExなどのコラボレーション・プラットフォームを利用する機会が日常的になってきた。デジタル**の時代、その接続端末はタブレットスマートフォン、ノートPCが主流かもしれない。
自宅を作業場所とし、デスクトップPCを作業環境としているならば、デスクトップPCから出席できれば便利だ。しかし前述の接続端末群には標準的に備えられているものが、デスクトップPCには備えられていない場合が多い。具体的には次の機能だ。

ミーティング中の顔出しが必須でなければ、カメラは不要だろう。作業環境がデスクトップPCであれば、ミーティング中での画面共有では、むしろデスクトップPCからの接続の方が好都合だ。

せめてBluetooth接続さえあれば、ワイヤレス・イヤホンをヘッドセットとして接続することで、最低限の環境を用意することができる。
そのための3通りの方法と、一番お勧めの方法における補足を共有したい。

  • 3つの方法
  • TP-Linkドライバではなく、Intel標準ドライバのインストール
  • Bluetoothコーデック
  • Bluetoothモジュールからアンテナまで個別部品一式
  • Intel Driver & Support Assistant
  • 参照
続きを読む

AOL (America Online)の徒然

f:id:espio999:20200610092842j:plain
これは2005年に投稿したエントリーに加筆、修正の上、以前のブログから引き継いだものです。

Virtual PC上のWindows 95で遊んでいた時、AOLがインストールされているのを見つけた。Ver 3.0。日本のアカウントでも接続できるのか試したところ、sign inすることができた。冒頭の画像が、その起動画面だ。まさに古き良き時代のインタフェイスだ。

このオンライン・サービスを利用していたのは96~97年ごろだ。当時は商業インターネット接続が個人に普及し始めた黎明期だった。AOLはパソコン通信に属するものだが、AOLを通じたwebサイト閲覧を位置機能として取り込んでいた。同時に、この頃からAOLへのTCP/IP接続をサポートし始めてもいた。インターネットをサービスの一部として、あるいはインターネット・ユーザーをAOLへ取り込もうとしていたのだろう。

AOLは私の世界を拡大してくれたサービスで、色々と思い出すことがある。

続きを読む

フィリップス・シェーバーの徒然

2011年に電動シェーバーを使い始めた。PHILIPS Senso Touch3Dというモデルだった。このモデルは長持ちで、2018年8月まで稼働した。このシェーバーには洗浄充電器(以下、洗浄器)が付属していた。専用のクリーニング液で、使用後のシェーバーヘッドを洗浄してくれるのと同時に、シェーバーの充電を行う。洗浄器にシェーバーをセットすると、クリーニング液層へヘッドが漬かるように沈み込む機構を備えていた。この機構は付属品にしてはたいそうな機構に見えるのだが、先に逝ったのは洗浄器ではなく、シェーバーの方だったのが皮肉だった。

2018年から現在、PHILIPS社の9000シリーズを利用している。このモデルにも同じく洗浄器が付属しているのだが、先日、この洗浄器が故障してしまった。前モデルの洗浄器とは異なり、モーターがクリーニング液を汲み上げるシンプルな機構なのだが、前モデルの洗浄器の使用期間とは比べ物にならず、およそ2年で逝ってしまった。

色々なサイトを確認する限り、この故障原因は共通している。どうやら、このモデル特有の問題であるようだ。それはモーターがクリーニング液に浸かりっぱなしの状態で保持され、パッキンの劣化などにより、モーターが損傷する、というものだ。

フィリップスのユーザーにはこだわり派が多いらしく、フィリップス社はサポート外ではあるものの、モデルと備品の互換性を検証したり、自ら調達したモーターで、故障した機器の修理を試みるユーザーもいる。触発されて、私も一つ書いてみた。

  • サポート
    • クリーニング液について
  • 新たな運用手段
  • 余談
  • 参照
続きを読む

めんどうなことしないうまさ極みレシピ 激烈美味しいストレスなし103品

めんどうなことしないうまさ極みレシピ 激烈美味しいストレスなし103品
この書籍で紹介されているのは、いわゆる手抜きレシピだ。「手抜き」というのは

  • 手間をかけない
  • 手間がかからない

ということだが、意図してそうするか、結果としてそうなるのか、では同じ「手抜き」でもニュアンスが異なるだろう。この書籍の場合は後者だ。それもかなり効率を重視した結果として到達する「手抜き」だ。

「手抜き」に伴う後ろめたさ、効率重視に伴うストレスのような気持と無縁なだけでなく、紹介されているレシピの構成、新規性、そして満足感から、思わず紹介したくなる程、内容のある書籍だった。

  • 親切、結果としての明解な分かりやすさ。
  • レシピのポイント
  • イデア
    • お酢の代用としてのもずく酢
    • 食材としてのあたりめ(するめ)の活用
    • 浅漬け白菜豚バラ鍋
    • 大葉のナムル
    • 海苔バターつくだに
  • 余談
続きを読む

PRADA phone by LG 2

f:id:espio999:20200515112540p:plain
古いブログには、まだ1日に数件のアクセスがある。アクセスを確認するたび、参照先の投稿を確認し、こちらのブログへ移行している。頻繁ではないとはいえ、需要のある情報なのだろうと考えるからだ。今回移行するエントリにも、まだ需要があるのだろう。
今回の投稿は、2009年に以前のブログに投稿したものだ。加筆して、修正したものを移行した。

PRADA phoneの新機種が日本でも入荷され始めた。旧機種ユーザーとしては気になる存在だ。旧機種との目立った違いはスライド・キーボードの採用だが、機能的にもHSDPA、WiFi対応が一番大きな違いだ。

続きを読む

PRADA phone by LG

f:id:espio999:20200515112338j:plain
古いブログには、まだ1日に数件のアクセスがある。アクセスを確認するたび、参照先の投稿を確認し、こちらのブログへ移行している。頻繁ではないとはいえ、需要のある情報なのだろうと考えるからだ。今回移行するエントリにも、まだ需要があるのだろう。
今回の投稿は、2008年に以前のブログに投稿したものだ。加筆して、修正したものを移行した。

携帯電話市場にプレミアム、ラグジュアリー路線が存在する時期があった。Nokia 8800は端末の素材、世界観を売りにする高級端末だったし、Vertuはファイン・ジュエリー的な端末を窓口とする、コンシェルジュ・サービスを提供していた。PRADA phoneはそのような時期にLGがリリースした端末だった。

続きを読む

キャベツ外葉のおひたし、浅漬け風

f:id:espio999:20200426131409j:plain
コロナ禍による緊急事態宣言下、外出自粛が求められている。これまで外食、中食していた人たちが急に自炊を始めるとは考えにくいのだが、生鮮品の需要は増加しているようだ。野菜の価格が若干上昇しているように感じる。
onedannote.com
特に葉物について、少しでも「お得」な買い物を考えるならば、次の2点を考慮することだろう。

  1. 1/2カットではなく一玉丸ごと買う
  2. 無駄なく使いきる

そしてキャベツは、この2点を活かしやすい食材だ。特に外葉の活用がポイントだ。外葉はキャベツの一番外側の葉で、一玉を買う時に付いてくる部位だ。場合によってはボロボロな見た目もあり、ゴミ同然に扱われることもある。実際、キャベツが陳列されている傍には、外葉を捨てるためのポリバケツを併設している売り場は多い。
とはいえ、見た目と品質に問題がなければ、外葉は立派な食材だ。キャベツ中、最も栄養の多い部位でもある。今回はこの食材を活かすレシピを紹介したい。

  • 材料
  • 調理手順
  • 余談
続きを読む

FINAL FANTASY II(ファイナルファンタジー 2)

f:id:espio999:20200425133710j:plain
2020年4月25日の今、『ファイナルファンタジー』と言えば『FINAL FANTASY VII REMAKE』になるのだろうか。
www.jp.square-enix.com

旧「FINAL FANTASY VII」は90年代のマルチメディア・ブームの最中、CD-ROM複数枚構成の超大作としてリリースされた。構図とパースを共有する背景と前景をレイヤー構成にし、3Dポリゴン化されたキャラクタをパースに合わせて拡大、縮小描画することで、それまでのドット絵から立体的な世界観を提示した。
キャラクタ造形と、特に主人公の内面描写、主要キャラクタのシナリオ上の脱落など、印象的な仕掛けもあり、FFシリーズ中、熱烈に支持されている作品だ。現在のFFに継承されている、シナリオ+ヴィジュアル重視の嚆矢となった作品と言えるかもしれない。

しかしグラフィックやシナリオが凝っていても、ゲームそのものの仕組みに新鮮味はなかった。シリーズ中、私にとって最も印象的な作品は「FINAL FANTASY II」(以下FF2)だ。シリーズ2作目にして、最も野心的な「仕組み」が実装された作品だったと思う。
それはレベルと経験値の排除、各種パラメータ、装備、魔法毎の成長と熟練度を個別に成長させる自由度にある。これがプレイヤーの「遊び」とその自由度を大きく拡大する仕掛けに通じている。

  • FF2の仕掛け
  • 移植版のアレンジ
  • Soul of Re-Birth
  • 余談
  • 参照
続きを読む

Pythonによるプログラミング入門 東京大学教養学部テキスト

Pythonによるプログラミング入門 東京大学教養学部テキスト: アルゴリズムと情報科学の基礎を学ぶ
技術書は、私がよく読書するジャンルの一つだ。何らかの目的やノウハウに特化したものを選ぶ機会は少なく、特に初心者向けの汎用的な内容のものを選んでいる。
何より初学者の時点においては、対象となる話題への知識があるわけでもなく、結果として書籍の内容についても、その良否を判断できる訳がないのだ。内容の良否ではなく、自分自身に最適なものを見出すには多読、つまり読み漁るしかない。初心者向け書籍に触れることを意識しているのは、そのためだ。
また私の場合、それほど高度なことを実践することはなく、実用以上の好奇心をきっかけに、無用に手を広げすぎない為の工夫でもある。

今回紹介する書籍は東京大学教養学部のテキストとして用いられており、まさに初学者向けの内容ではあるのだが、書店で見かける「すぐわかる~」、「~ではじめる」的なフレーズを冠する書籍とは一線を画す内容だ。またPythonが採用されてはいるのだが、Pythonの入門ではなく、「プログラミング」の入門であることには注意したい。それは冒頭に紹介される、次の二言に表れている。

既存のプログラミングに関する教科書は、特定のプログラミング言語の機能とその利用法を知るような方向性に進みがちで、情報科学の教養を得るには適切でなかった。本書は逆に、情報科学の基礎を学ぶ、そのために必要最小限のプログラミングを学ぶ

ただし、プログラミングの教科書としても有益であるよう、言語によらず重要なプログラミング上の概念、たとえば正しさの確認やモジュール化など、についてはできる限り盛り込んだ

  • 教養、必要最小限のプログラミング
  • 余談
  • 参照
続きを読む