Technically Impossible

Lets look at the weak link in your statement. Anything "Technically Impossible" basically means we haven't figured out how yet.

インド風スクランブル・エッグ、あるいは炒り卵

これは2005年に以前のブログへ投稿したエントリーを加筆、編集したものです。
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インド人同僚たちのホーム・パーティに参加した。出てくる食事は出来合いのものばかりで、主役の一人がベジタリアンであることもあり、かなり制限された内容だった。その中で、唯一の自炊料理がスクランブル・エッグだった。

写真の人物により調理された、インド風スクランブル・エッグ、あるいは炒り卵。これは、手早く作る酒のつまみであり、ジャンク・フードと一品料理の狭間に位置するような一皿。
スクランブル・エッグとはいえ、仕上がりはボロボロであり、スナック菓子のように手でつまんで食べる。

材料

1 玉子 2-3個
2 タマネギ 小粒なのを2-3個。中、大ならば1個。
3 適量
4 コショウ 適量
5 各種スパイス 以下参照

各種スパイスを詳細に確認することはできなかった。調理人曰く、mixed spicesということなのだが、いわゆるカレー粉、あるいはがラム・マサラもmixed spicesである。確実に確認できたスパイスを含め、次のスパイスの組み合わせで近い物を作ることができる。

ここでいうカレー粉とは、あくまでも純粋にスパイスだけが配合された製品であり、具体的には次のような製品を指している。

赤缶カレー粉
ナチュラルカレーパウダー

下準備

1.材料1をボールに割り入れ、かき混ぜる。
2.材料2をみじん切りに。

実際に現場で行われたのは、フライパンへ卵を割り入れて、かき混ぜながら炒め始める。個人的には、卵はあらかじめ混ぜておいたほうが良いと思うのだが、あくまでオリジナルにこだわるならば、下準備1は不要ということになる。

調理

下準備を実施した前提では、
1.材料2をフライパンへ投入、そのままソテー。
2.みじん切りが透き通ってきたら卵を投入。
3.スクランブル・エッグを作る要領でかき混ぜるながら炒める。
4.材料の各種スパイスを味を見ながら投入。
5.適当な味に仕上がったら完成。

オリジナルにこだわるならば、1、2は省略し、卵と玉ねぎを同時に投入し炒める。

本来スクランブル・エッグといえば、半熟的にトロットした仕上がりを想像するだろう。ここでのスクランブル・エッグは、むしろ炒り卵に近い、さらにそれ以上に炒めたボロボロの状態に仕上げる。この仕上がりは、場の目的から無視できない要素が加味されている。なぜかと言うと、「手で食べる」から。
半熟的な仕上がりを求めるならば、生クリームや牛乳を混ぜ合わせる。それはスパイスの風味を抑制してしまうだけでなく、食べ方にも影響してしまう。

ボロボロさ加減、あるいはクリーミーさ加減は個人の好みで調節すれば良いと思う。

余談

スクランブル・エッグといえば、B.C.バンクーバーはホーシュー・ベイにあるレストランの朝食メニューを思い出す。スクランブル・エッグが含まれているメニューは怠け者の朝食という名前だった。通常のメニューはスクランブル・エッグではなく、オムレツだ。
つまり、きちんとオムレツを作らない(作れない)怠け者が作ったオムレツが、スクランブル・エッグだという解釈。

ちなみにベジタリアンにもいろいろあり、肉はダメだが玉子はOKの人もいれば、卵もダメな人もいる。主役の一人であったベジタリアンは、この料理には手を付けなかった。主役への気遣いなど、全くお構いなしである。