Technically Impossible

Lets look at the weak link in your statement. Anything "Technically Impossible" basically means we haven't figured out how yet.

PRADA phone by LG 2

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古いブログには、まだ1日に数件のアクセスがある。アクセスを確認するたび、参照先の投稿を確認し、こちらのブログへ移行している。頻繁ではないとはいえ、需要のある情報なのだろうと考えるからだ。今回移行するエントリにも、まだ需要があるのだろう。
今回の投稿は、2009年に以前のブログに投稿したものだ。加筆して、修正したものを移行した。

PRADA phoneの新機種が日本でも入荷され始めた。旧機種ユーザーとしては気になる存在だ。旧機種との目立った違いはスライド・キーボードの採用だが、機能的にもHSDPA、WiFi対応が一番大きな違いだ。

キーボードが搭載されることで、旧機種に比べて若干サイズが大きくなっている。縦、横、奥行き、それぞれ数ミリの増加は、旧機種のサイズを考慮すれば、それほど大きな変化ではないだろう。

本家版は日本語が処理できないので、購入するならばDoCoMo版の登場を待ちたいところだが、従来路線が継承されるならば、新機種のアピール・ポイントはスライド式キーボードだけになってしまう。旧機種以上にユーザーを限定する要因だ。
率直に考えれば、PRADAというブランドを好む人が、キーボードを必要とするほどのメッセージをタイプするだろうか。そのようなイメージが浮かばない。その需要はかなりニッチな範囲に限定されるだろう。

公式サイトで公開されているダウンロード・コンテンツが非常に充実している。約40枚の壁紙に、17曲の着信音。いずれも新機種での利用を想定しているのだろうが、LCDの解像度は新旧変わらず、旧機種ユーザーでも活用できる。
着信音も変換すれば、同じく旧機種でも活用できる。いずれも、相変わらず緊張感のあるダークな雰囲気のものばかりだ。サイレン、ノイズのような着信音も含まれている。PRADAのブランド・イメージを意識してのものなのだろう。
これらのコンテンツを活用すれば、気分だけでも新機種だろうか。

今から当時を振り返ると、PRADA phoneはかなり野心的な試みの端末だったことが分かる。特にPRADA Linkという腕時計端末とBluetooth接続し、着信メッセージを確認できる当たり、Apple Watchを先取りしている。
k-tai.watch.impress.co.jp