Technically Impossible

Lets look at the weak link in your statement. Anything "Technically Impossible" basically means we haven't figured out how yet.

Microsoft Trackball Explorerとエレコム社のトラックボール

これは2007年の投稿で、以前のブログからの移行に際し、加筆、編集したものです。

もう活動を中止してしまった「たのみこむ」というサイトでは、諸々の製品に関する再版要望を募り、商業化可能な規模に達したときにメーカーと交渉し、実際に再版するという活動を行っていた。そこで取り上げられていた製品の一つがMicrosoft Trackball Explorerだった。
mineko.fc2web.com
WindowsMacに関わらず、その操作系にこだわり、そのためにお金をかけるユーザーは少数派で、多数派は多少問題を感じながらも購入時のキーボード、マウスを利用し続けているのではないかと思う。買い直す、買い足すとしてもマウスぐらいのものではないだろうか。そこにあえてトラックボールを選択するユーザーというのは、少数派中の少数派だろう。
その少数派の中でもボールを操作するのは親指か、あるいは中指、人差し指か、と言う派閥が存在する。そのようなマイノリティ、その派閥を超えて圧倒的に支持されていた製品の一つが、件のトラックボールだった。

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CT-100 コードレスオプティカル TRACKMAN


これは2005年の投稿で、以前のブログからの移行に際し、加筆、編集したものです。

今年の夏に購入したKensington TurboRing(以下TR)は、ボールの回転の検出機構が機械式のトラックボールだ。その宿命か横方向の認識が悪くなり、操作にストレスを感じるようになってきた。
impsbl.hatenablog.jp
具体的には、大まかな動作には問題なく対応できるものの、細かい動作、例えばウィンドウの最小化、最大化ボタンの間を往復するような、幅の小さな横方向操作に反応しなくなった。どうやらボール、横方向エンコーダのゴム間の摩擦に起因しているようだ。mixiのコミュニティ「トラックボール使い」にて、横方向のバネの当たりを強くしてみたらどうか、という提案をいただいたものの、分解修理はかなり大変そうだ。
mineko.fc2web.com
機械式に見切りをつけ、光学式のトラックボールを購入することにした。以前から注目していたLogitech TRACKMAN(以下TM)だ。

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英語配列のSurface Pro Type Cover Amazon.comでは6000~7000円程度で買える。

追記、2020年12月6日

別の投稿にて、BRYDGE 12.3 PRO BRY7101について投稿した。こちらも合わせて参照してみてほしい。Type Coverとは異なり、Surface Proの運用がSurafce Book、2-in-1、ラップトップ的に変化するBluetoothキーボードだ。
またSurface Pro 3 以降から報告されている、突然Type Coverを認識しなくなる現象についても触れている。
impsbl.hatenablog.jp

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要、不要はさておき、何かについての拘りというのは、特にその拘りが多数派ではない場合には、時に無用なコストをもたらすことがある。PCのキーボードは、その好例だ。日本で購入する場合、特に指定をしなければ、提供されるのはJIS配列のものだろう。そして、ほとんどの人にとって、その配列でも問題はないだろう。私を含む、一部のユーザーは違うのだ。

ある人はJIS配列ではなく、QWERTY配列を望むだろう。一般的に、次のように呼ばれるものだ。

ここからさらに、キー・ボタンの配列が左右に分割されたエルゴノミクス仕様であったり、キー・スイッチの種類にまで関心が及び、拘りは細分化されていく。

最近はIT業務に携わる人たちが増えると同時に、仕事道具としてのキーボードが認知されてきた。加えてユーザーそれぞれの相性や嗜好も尊重されるようになったのか、選択の幅が広がり始めている。とはいえ、以上のような拘りを満たす製品というのは、通常提供されるものよりも高価にならざるを得ない。

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