Technically Impossible

Lets look at the weak link in your statement. Anything "Technically Impossible" basically means we haven't figured out how yet.

CT-100 コードレスオプティカル TRACKMAN

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これは2005年の投稿で、以前のブログからの移行に際し、加筆、編集したものです。

今年の夏に購入したKensington TurboRing(以下TR)は、ボールの回転の検出機構が機械式のトラックボールだ。その宿命か横方向の認識が悪くなり、操作にストレスを感じるようになってきた。
impsbl.hatenablog.jp
具体的には、大まかな動作には問題なく対応できるものの、細かい動作、例えばウィンドウの最小化、最大化ボタンの間を往復するような、幅の小さな横方向操作に反応しなくなった。どうやらボール、横方向エンコーダのゴム間の摩擦に起因しているようだ。mixiのコミュニティ「トラックボール使い」にて、横方向のバネの当たりを強くしてみたらどうか、という提案をいただいたものの、分解修理はかなり大変そうだ。
mineko.fc2web.com
機械式に見切りをつけ、光学式のトラックボールを購入することにした。以前から注目していたLogitech TRACKMAN(以下TM)だ。

まず最初に遭遇したトラブルが、通信装置の設置だ。具体的には通信装置とトラックボール間の高低差だ。マニュアルによると、通信機とトラックボールは20cmほど離して配置するよう、記載されている。これは端的には水平距離のことだ。20cmほどの高低差があると通信できない。
通信装置とトラックボールは、ほぼ同じ高さに位置していないと、うまく通信できないようだ。私は、床置きのフル・タワー・ケースを利用している。その天板に通信装置を置くのだが、その高さは机よりも20cmほど低い。この程度の高低差で通信できなくなる。次にモニタ上に通信装置を置いてみた。机との高低差は30cmほどだ。やはり通信できなかった。

これまで利用していたTRとの使用感は、かなり異なる。反応はTMに優位性があるものの、その他のあらゆる点ではTRに軍配が上がる。
本体の大きさは、TRのほうが大きく、安定している。TMは小ぶりで中央が盛り上がったマウスのような形状をしている。TRは手を乗せる感覚だが、TMはマウスのように掴む感覚だ。本体をホールドできるものの、操作時の微動にあわせて本体も動いてしまう。例えば、クリック時にボールに触れて、カーソルが飛んでしまう、といった予期せず誤動作させてしまう。

利用しているモニタは22インチ、水平方向は約1800の解像度だ。広い画面の端から端まで、カーソルを移動させる際、ほんのわずかの操作で済むよう、ボールは大きいほど良い。しかしTMのボールは小さい。画面の端から端までカーソルを動かすだめには、ボールを2~3回転する必要がある。特にカーソルを画面の対角方向に移動させるときがつらい。
TMのドライバとして、MouseWareというソフトウェアが付属している。このソフトウェアで、次のようにピーキー気味に設定したとしよう。

速度 速く(最大)
ポインタの加速

なぜか、次のデフォルト設定へ強制的に戻されてしまう。ポインタの加速が「いいえ」とは、加速無しということだ。

速度 遅く(最低)
ポインタの加速 いいえ

TMの操作体系は、次のようになっている。

親指 左下側ボタン click
親指 左上側ボタン1 history forward
親指 左上側ボタン2 history back
人差し指 スクロール調整ボタン
人差し指 ホイール・ボタン
人差し指 ドラッグ・ロック・ボタン
人差し指 ボール
中指 ボール
薬指 右ボタン right click

人差し指がボールとスクロールを兼ねるため、操作とスクロールを同時に行おうとすると、かなりもたつく。また、左下ボタンのクリックは、指の腹でボール側へ挟み込むように押下する。TRのように親指の横で下側に押下するのではない。TRとTMを比べると、かなり快適さがことなっている。TRの操作体型は、かなり練り込まれていたように感じた。

買ってしまったものは仕方がないので、電池が切れるまではTMを使い続けようと思う。TMは次のユーザーにはお勧めだ。

  1. トラックボールとはいえ、コードのわずらわしさから開放されたい。
  2. 手が小さめ、もしくは指が短い。
  3. カーソルの速度を、あまり気にしない。