これは2004年に投稿したエントリーで、以前のブログから引き継いだものに加筆したものです。
「powers of ten」見たさに購入。1辺10メートルの正方形の視界を、10のべき乗し続けるという単純なロジックに基づいて作成された、約10分程度の短編映像。さまざまな規模の視野から世界を捉えることによって、原子核から銀河の果てまでを10分足らずでシームレスに映像体験することになる。
かつて在籍していた芸大の講義で観て以来、ものの捉え方、考え方に影響を受けた一作。まさかDVD化されていたとは。
To:「 powers of ten」を知らない人へ
こういう世界(こちらのリンクの「宇宙」の項参照)に恐怖を感じる人は見ない方がよいかもしれません。
To:「 powers of ten」を知っている人へ
「powers of ten」の原型となるような作品が「ラフ・スケッチ」として収録されています。こちらは視野の変化に応じて時間の変化までグラフィカルに表現されています。作品途中から、概念上での光速を越えてしまうあたりが見どころ。