ついてない。
洗濯機が壊れ、気が気でなかった。
故障
2003年1月に導入したドラム式洗濯機が壊れた。厳密に言えば、給水系に異常が生じた。水道から給水バルブまでは問題がない。吸水フィルタは汚れていたものの、これが原因ではない。さらにその先のどこかに異常がある。洗濯槽への給水が滴るような勢いで、全く役に立たない。
Web出張修理受付
メーカーのWeb出張修理受付で予約したところ、購入日に20年以上前の日付を入力できず、受け付けてもらえなかった。今月からちょうど20年前を記載したところ、受付可能最短日が10月2日だった。
最短で2週間はコインランドリーを利用することになる。仮に修理してもらえたからと言って、洗濯機が稼働できるのはいつになるだろう。
コインランドリー
生まれて初めてコインランドリーを体験した。最小クラスの洗濯機で洗濯すると、600円/回だ。自宅で洗濯機を稼働させるコストを考えると、全く比較にならない。
商売とは言え、この価格設定からいろいろと連想することがあった。必ずしも貧困ビジネスとは言えないのだが、それに似たようなことを感じた。
ヨドバシ・ドット・コム
投げやりな気分でヨドバシ・ドット・コムで洗濯機を物色する。ドラム式洗濯機について、東芝はかなり分かりやすいラインナップを採用している。明確なハイエンド・モデルにだけドラム式を採用し、それ以外は縦型だ。
ヨドバシでは、ドラム式の一番安いモデルが26万円台、その次は30万円台から40万円台手前。縦型ですら、ほとんどのモデルが10万円台だ。2003年に購入したモデルは、ほぼ10万円だったのだが、もうそのようなモデルを扱うつもりはないらしい。10万円台前半で購入可能な他社モデルを物色した。
驚かされたのは、購入後のプロセスだ。洗濯機の購入だけでなく、リサイクル回収、搬入の段取りを、深夜でも電話で段取りできるのだ。深夜1時半に洗濯機を注文し、明後日の搬入までの調整が済んでしまった。
メーカーのWeb出張修理受付にも、このスピーディーさがほしい。
このサービス品質に影響されたのか、洗濯機が壊れて投げやりになった気分が、有耶無耶に解消されてしまった。