アイスモナカ調達。
明日からの猛暑に備える。
暑さ対策
impsbl.hatenablog.jp
0時を回っても、室温が30度を下回らない日が続いている。このような状況では、体内から体温を下げるよう、アイスクリームを頻繁に食べている。
パックのアイスモナカが好適だ。食べやすく、ごみの始末にも困らない。
「バカ」の研究
参入障壁が低下することで、利用するのにふさわしくない人たちにもリーチしてしまい、結果として本質的ではない評価をされたり、環境が劣化してしまうことがある。典型例がネット上の諸々であり、インターネットの存在そのものにまで影響が及んでいる。
同書に収録されている「インターネットのせいで人間はバカになる?」、「バカとポスト真実」は、この話題に関連する簡潔で分かりやすい論考だった。
前者は、インターネットによって人間は三つの美徳を失いつつあるという。その美徳とは、
(1)真実とそうでないものを見分ける力
(2)自然や芸術における美しさを理解し、自分は何を好むかをきちんと説明する力
(3)倫理的・道徳的に正しい思考や行動をする力
後者で印象的だったのは、いわゆる拡散、それもバカげた情報の拡散に対処することが困難であることに触れていることだ。それは、フェイクニュースなどをはじめとする「ポスト真実」(=バカ)と、それに対抗しうる者たちの非対称性だ。つまりバカは大量生産可能だが、それを排除する能力と決意を持った者は限られており、排除には相当な努力が必要とされる。
述べるべきことはただひとつの「真実」しかない。ところがバカは、バカな発言を大量にストックしている。真実がひとつしかないのに対して、愚かさはひとつではないからだ。バカは、効率よく、要領よく、コストをかけずに、あらゆることに対してバカな見解を表明する。すると、真実を伝える手段を備えた者たちも、大量のバカの発言にいちいち反論する時間が足りなくなってしまう。
そしてバカの発言は、インターネット上の仕組みによって、さらに拡散していく。こうなると、インターネットは、バカを生産、増殖させ、繁栄させることを後押するためのテクノロジーであるかのようだ。
このような事象の典型例が、Twitterや発言小町、Yahoo!知恵袋であり、はてな匿名ダイアリー、はてなブックマークで繰り広げられている諸々だ。