Technically Impossible

Lets look at the weak link in your statement. Anything "Technically Impossible" basically means we haven't figured out how yet.

20230415 岸田首相 演説先で爆発物投げ込まれる




テロも暴力も肯定しない。
それが民主主義への挑戦云々などという発信も信用しない。

結局、みんなで誰かを暴発させるチキンゲームをやっているようなものではないのか。


【速報中】岸田首相 演説先で爆発物投げ込まれる 爆発音と白煙

www3.nhk.or.jp

事件に反応して、

  • 民主主義の根幹をなす選挙に対する暴挙
  • 民主主義の挑戦
  • 暴力による弾圧

などなど、発信する人たちがいる。その言葉が意味することは理解できるが、発信者も含めて、その発言の本質、内容を全く信頼、信用することができない。一体、その人たちは、その大切な民主主義を守るために、蔑ろにすることのないよう、どれだけの努力をしているだろうか。努力を怠るどころか、何もしていないのが現実ではないか。

昨年7月の安倍晋三銃撃事件で明らかになったように、事件の背景には統一教会の問題があった。事件後、統一教会に関連のある人たちが排除されていった、そのきっかけを作ったのがこの事件だった。このようなきっかけがなければ行動できなかった人たちが、民主主義云々などと発信したところで、その実質的な内容は非常に空虚で、白々しさすら感じさせる。

統一教会問題に目を向けさせたからといって、テロも暴力も肯定しない。しかし、この問題に目を向けさせ、直ちに行動を起こさせるにあたって、他に有効な手立てがあったのかは分からない。正式に民主主義の手続きに則り、選挙を経たところで、その結果の一端が統一教会問題に通じているのだし、すでに選挙そのものにも統一教会の影響が及んでいたのだから。
そもそも「民主」主義自体が機能しているのかすら怪しい。挑戦されている、揺るがされている以前に、既に籠絡されて久しいのではないだろうか。

さらに市井の一個人、それも

  • 資産
  • 社会的地位
  • 権力、影響力

一切の有効な手立てを持たない個人が、このような問題に目を向けさせ、社会を動かす手段があるだろうか。
そのような個人が政治家と接点を持つことはできないだろうし、仮にコンタクトしたところで、まともに取り合ってはくれないだろう。統一教会のような問題であれば、むしろその個人に敵対するリスクが増大することだろう。
政治家と言わず、社会に目を向けたとしても理屈は同じだ。むしろこちらの場合、自己責任論やリスク回避から、尚のこと煙たがられ、あるいは黙殺されるかもしれない。

そのような前提で、問題に目を向けさせ、直ちに行動を起こさせるには、社会的に注目する事件を起こす以外にないのではないだろうか。暴力、テロはその手段の一つだろう、それも有無を言わさず目を向けさせるための。

重ねて、暴力もテロも肯定しないが、だからとってそれ以外にどのような方法があったかと考えれば、他に方法はなかったのではないか。話題は少々異なるが、多数からの「小さなノーサンキュー」が重なって追い込まれる人たちがいる*1

本質的には同じことではないだろうか。誰かを暴発させるためのチキンゲームのようなものだ。何かにつけ不特定多数に「ノーサンキュー」を示し続ける。閾値を超えた人から暴発し、何か事件を起こす。その中には安倍晋三銃撃事件や、今回のような事件に繋がることもある、ということではないだろうか。
誰かが暴発したところで、慌てて問題を特定し、「応急」的に対応する。そして次の問題解決まで、具体的な問題を明示することなく、ノーサンキューを示し続ける。誰かが暴発し、応急的に対応する、その繰り返しだ。