さわかみ | 1.54% | 112.31 |
TOPIX | 1.31% | 113.07 |
ひふみ投信 | 1.21% | 107.81 |
日経平均 | 1.13% | 107.89 |
ポートフォリオ | 0.67% | 110.46 |
ひふみワールド | 0.43% | 131.12 |
ひふみらいと | 0.01% | 101.74 |
新生銀行TOB
北尾吉孝社長
- 約22%の新生銀株を保有する
- SBIと新生銀に質問状を送る
- 回答期限:12日
SBI | 事業の補完性が高く、新たな収益の機会をもたらす SBI以外の候補と資本業務提携→企業価値向上 法人業務を中心に新たな収益獲得の機会をもたらす |
新生銀行 | 顧客層が補完的ではないため協業拡大の効果は限定的 協業による集積貢献は数億円程度 |
SBIへの質問
- SBIが出資した地方銀行と新生銀の協業による相乗効果
- SBIグループ内での位置づけ
25年3月期に新生銀の純利益を710億円にする計画を公表した。たとえば、プロジェクトファイナンスなどの提供先を大手地銀から、SBIが資本提携する中小地銀などに拡大する。個人向け事業では傘下のネット証券を通じて、金融商品の仲介などで連携する。
新生銀行への質問
- 企業価値をどのように高めるか
純利益を25年3月期に702億円に引き上げる計画を示した。年間数百億円規模のM&A(合併・買収)を続け、純利益を上乗せできると主張した。2020年に買収したニュージーランド(NZ)のUDCファイナンスや21年に出資したオーストラリアのラティチュードグループを例示して、総合金融グループとして事業を拡大する考えを示した。工藤英之社長は「海外での出資や買収は(顧客基盤に)重複がなく、資本の使い方として最も良い」と強調した。
25年3月期計画(10月21日) | 548億円 |
25年3月期純利益 | 702億円 |
当初計画から3割増加している。→説得力が弱い
株価評価額
PBR | ||
---|---|---|
SBI | 2000円 | 0.46 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 2412円 | 0.50 |
プルータス・コンサルティング | 2449円 | 0.55 |
4357円 | 1.00 |
評価額と現在株価との乖離
- 低金利環境下で銀行株は割安な価格で取引されている
持ち株会社体制への移行などで、収益の25%を占めるにとどまる銀行業ではなく、総合金融グループとしてみなされるようになり、株価が高まるとの見方を示した。
臨時株主総会
議決権の約2割を握る預金保険機構と整理回収機構が、どちらの戦略がより実効性が高いと判断するかが、TOBの行方を左右する。
鈴木金融担当大臣
株主総会での議決権行使については、一義的に、株主である預金保険機構と整理回収機構によって適切に検討されるものだと思っている。国としては2つの機構の考えを踏まえて対応を検討していきたい