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Technically Impossible

Lets look at the weak link in your statement. Anything "Technically Impossible" basically means we haven't figured out how yet.

20210925

https://www.tumblr.com/espio999/185489200598/%E5%A4%A7%E7%BE%A9%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E5%A5%B4%E9%9A%B7%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%AA
espio999.tumblr.com

正体

https://ttbbsky.net/%E5%BD%93%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E9%96%89%E9%8E%96%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%97%E3%82%89%E3%81%9B/ttbbsky.net
RSS feedを登録していたブログの一つが、閉鎖を宣言してしまった。Twitterアカウントが、いわゆる「身バレ」してしまい、それに結びついていたブログを継続するモチベーションが保てないのだという。
読者であるかに関わらず、このような事情で閉鎖に至ってしまうのは、とても残念なことだ。

物語の世界では、事情により正体を隠している人物が登場することがある。典型的なのは変身ヒーローものだろう。あるいは『名探偵コナン』や『サトラレ」のような変わり種もあれば、『機動戦士Zガンダム』に登場するクワトロ大尉のように、あからさまに正体が明かされているものもある。いずれにしても典型的なお約束の展開は、

  1. 気付いても黙っておく
  2. 気づかないふり
  3. 疎遠になる、阻害される

例外的なのは3だ。『サイボーグ009』や『新造人間キャシャーン』のように、正体を隠している人物が異質な存在であり、受容する寛容さのような、それ以外の存在との関係性を描く場合に用いられる展開だ。基本的には1、2の展開が粋や美学に基づいた既定路線であるべきと、私は考えている。

似たような事例は、物語の世界だけに適用されるものではない。現実世界での典型例は、サンタクロースだろう。黙って枕元に、あるいは靴下にプレゼントを届けてくれるのは両親だ。子どもたちはいずれ、その正体に気付くのだろうが、ここで直接確認するか、しないかを分ける要因は、次のいずれか、あるいは両方だろう。多くの子どもたちにとっては、後者ではないかと想像するところだ。

  • 前述の粋、美学に通じる何か
  • 損得勘定→来年からプレゼントをもらえなくなるかもしれない

残念なのは、特にブログやTwitterの場合には、どちらも機能しない可能性が高いことだ。
粋や美学に通じる何かを、特定者が備えていたとすれば、そもそも正体を特定しよう、などという行為には至らない。何かの事情で、たまたま正体に気付いたとしても、それを明かそうとは思わないだろう。
その何かの事情でない限り、その者は意図して正体を特定しようとしたのだから、そもそも粋や美学に通じる何かを備えてはいないのだ。
投稿者の正体を明かしたところで、特定者が必ずしもブログやTwitterの読者であるとは限らない。正体が明かされたことによって、ブログやTwitterが閉鎖に至ったとしても、特定者が損得を被ることもない。
直接的に迷惑を被るのは正体を暴かれた投稿者であり、それ以降の投稿を参照することができないという被害を、読者たちも間接的に被ることになる。

粋や美学に通じる何か、せめて「気づいても黙っておく」、「気付かないふり」程度のことは、お約束、あるいは作法として心得て欲しいものだ。