都議選~衆院選
自民党は議席を増やしたが、自民+公明党の議席は過半数に届かなかった。都議選は国政選挙の先行指標的に捉えられており、この結果が次期衆議院選挙に反映されることになる。
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NHKが実施した、都民1万人調査によると、投票で重視する政策、課題のトップ5は、
- 景気、雇用対策
- 新型コロナウイルスの対応(ワクチン接種以外)
- 医療、福祉の健全化
- 財政の健全化
- 教育、子ども政策
昨日、小池百合子が都議選の応援に駆け付けた。都議選の応援が目的なのではなく、休養明けからの話題作り、印象操作など、自民党総裁選出馬に向けた準備なのかもしれない。
都民1万人調査では、コロナ対応前後の小池知事に対する評価として、評価を下げた人が多いのだが、
評価UP | 20% |
評価DOWN | 39% |
国、東京都のコロナ対応に対する評価では、東京都を評価する割合が多い。
国 | 25% |
東京都 | 39% |
都のコロナ対応として、特に評価されているのが「緊急事態宣言をめぐる国との交渉」だ。
緊急事態宣言をめぐる国との交渉 | 41% |
感染対策の指導、呼びかけ | 39% |
人の流れを抑えるために午後8時以降ライトアップや野外広告を消す取り組み | 31% |
前述の課題に照らせば、都民の関心がコロナ対応に向いているとして、菅首相の対応よりも、小池知事の対応の方がマシだった、と考えるならば、自民党は衆院選対策として、どのようなテーマを掲げるだろうか。
衆院選までの政治日程は、
6月16日 | 通常国会会期末 |
6月25日 | 東京都議選告示 |
7月4日 | 東京都議選投開票 |
7月23日 | 東京五輪開会(〜8月8日) |
8月8日 | 横浜市長選挙告示 |
8月22日 | 横浜市長選挙投開票 |
8月24日 | パラリンピック開会(〜9月5日) |
9月1日 | デジタル庁発足 |
9月30日 | 自民党総裁任期満了 |
10月21日 | 衆議院議員任期満了 |
20210522 - Technically Impossible
選挙結果はどうでも良いのだが、相場への影響が気になる。そして、エミン・ユルマズ氏が気になる発言をしている。
昨年末からどこかで10%〜20%程度の調整が入るだろうという見方でしたがその見方はやめます。今の米株はもはやその領域を超えているからです。これは調整どころの騒ぎで終わりません。下げ出したら50%以上行く「なんとか危機」となるでしょう。よってタイミングを予想するのも困難です。
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) July 4, 2021
マイケルバーリーがリーマンの時にポジション取ったのは暴落の2年前だ。それで大儲けだった。私はそんな2年も続きそうなシナリオを言っていない。今月なのか来月なのか分からないけど近いうちにデカイのが来ると言っている。占い師じゃないから完璧な時期が分かりません。分かってもここで書きません。
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) July 4, 2021
みんなが勘違いしているのは何かデカイ事件がきっかけになると思っていることです。バブルというのは事件がおきるから崩壊するわけではない。最後に買った人より高い価格で買ってくれる人がいなくなるから崩壊します。それが後の事件に発展するわけです。
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) July 4, 2021
オリンピックを国際的に注目させ、成功させる前提に立てば、少なくともオリンピック閉会までは、何も問題は起こせない、起こさない、起きたことにしないだろう。突然、何かが起こるとすればオリンピック移行だ。
オリンピック直後であれば、その対策が衆院選に反映され、アベノミクス再現のシナリオに通じるのかもしれない。衆院選後であればどうだろう。