2020年6月末からの月末アノマリーは1年間続いた。先週末の上昇から本日の下落に通じる要因として考えられるのは、
今日の下げで特徴的だったのは、日経が底堅く、TOPIXの下げが大きかったことだった。
さわかみ | -1.27% |
TOPIX | -1.26% |
日経平均 | -0.99% |
ポートフォリオ | -0.71% |
ひふみ | -0.67% |
ひふみらいと | 0.07% |
ひふみワールド | 0.25% |
月間パフォーマンス
ひふみワールド | 2.70 |
ひふみらいと | 0.01 |
TOPIX | -0.24 |
さわかみ | -0.54 |
ポートフォリオ | -1.44 |
ひふみ | -1.45 |
日経平均 | -1.71 |
ひふみワールド以外、すべてマイナス。端的に言えば、海外株に比べて日本株が弱すぎることだ。ワクチン接種進捗から予測される経済再開の出遅れ、東京オリンピック開催と変異株感染拡大リスク、中台有事リスクなど、色々と要因は推察できるが、端的には、
- 日本株を買う材料がない
- 上値切り下がり傾向と、利益確定売り
資金流出の増減自体は、基準価額に影響しないとはいえ、資金流出に伴う換金売りによって、市場に下落圧力を加えてしまう。相場全体の下落傾向が強まれば、それにつれて投資信託の運用も厳しくなる。
hifumi.rheos.jp
年初来パフォーマンス
ひふみワールド | 117.27 |
ポートフォリオ | 109.87 |
TOPIX | 106.56 |
日経平均 | 105.16 |
さわかみ | 104.97 |
ひふみ | 100.78 |
ひふみらいと | 100.31 |
ひふみワールドの圧勝。ここでも日本株の弱さが露呈している。
ひふみワールドと対照的に、ひふみ投信は全くさえない。パフォーマンスでインデックスを下回るだけでなく、さらにここから運用手数料をマイナスしなければならないのだから、事実上の最下位だ。
ポートフォリオは、まだ全体の中での優位を保っているのだが、ここ最近の動きは相対的に悪い。上昇率が相対的に低く、下落率は高い。このままだと、いつものパターンだ。10月に追い抜かれるのが毎年のパターンだったが、今年はタイミングが早まるかもしれない。