ベンチマーク
前日比順 | 年初来順 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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先週までのポートフォリオは、中国ETFのおかげで調子が良かった。中国ETF全体に仕掛け的な急騰が生じたことによる偶然みたいなものなので、今日からその恩恵は剥落する。とはいえ、それも出調子が良いのは、日本株の上昇に救われたからだ。
明日以降、中国ETFがポートフォリオの足を引っ張り続けることになる。
指数
TOPIX | ||
日経225JPY | ||
グロース | ||
REIT |
日本市場は石破ショックを乗り越えた様子だが、グロースとREITは、明らかに蚊帳の外だ。特にグロースは、下げの影響だけは受けるのに、上げの影響は皆無という、最悪の状況だ。
海外
中国、インド、ブラジル
香港 | 1.60 |
上海 | 8.06 |
ムンバイ | -0.78 |
1309 乖離率 | 44.42 |
1325 乖離率 | 0.29 |
1678 乖離率 | -0.16 |
1309 中国 |
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1325 ブラジル |
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1678 インド |
中国株
impsbl.hatenablog.jp
中国ETFの仕掛けは、少々興味深い展開になってきた。典型的なのが、次の3銘柄の動きだ。
1309 | 2530 | 2553 |
---|---|---|
44.42% | 3.5倍 | 23倍 |
1309は明日から設定解約を再開する。おそらくファンド運用者も、ある程度の想定をしていたのだろう。大引けに向かって、個人の利益確定と思われる売りが重なったが、急落させることなく、ソフトランディングのように回収していった。
明日は中国現物株も急騰するだろうから、乖離率是正による基準価額の下落スピードと、現物株の上昇スピードが相対的に働き、比較的早期に乖離率は是正されそうだ。
2530も、大引けに向かって、個人の利益確定と思われる売りが重なったが、こちらは売りの踏み上げ的に吸収される場面があった。その推移が、まだ吊り上げが続きそうな印象を与えたのだろう。大引けにかけての売りが、はしごを外されたような急落につながった。
終値は基準価額の3.5倍を示しており、設定解約以降は必然的に売りに押される展開となるだろう。
奇妙なのが2553だ。15日まで設定解約されない前提があるため、まだストップ高の吊り上げが続いている。終値は基準価額の20倍を超えた。
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