年初来パフォーマンス順 | 前日比順 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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日足
マザーズ | TOPIX | 日経225 円 |
日経225 ドル |
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マザーズが、他の指標に比べて相対的に強いのは今日の市況にも表れている。マザーズは陽線、それ以外は陰線。陰線はいずれも下ひげが長い。
- 下げ圧力が強いこと
- それを克服する買い需要もあること
を示唆しているとはいえ、単純に陽線であるマザーズの強さが際立っている。
J-REIT
J-REITは下落トレンド継続。前日比の一覧を見ると、下落銘柄について、
- 特定資産
- NAV倍率
- 利回り
の偏りは見られない。可能性として考えられるのは、
- 運用資産ごとの銘柄選別
- 運用資産に囚われない売り換金売り
特に後者は、先日の地銀売りに通じる要素のため、警戒するのが良さそうだ。
台湾有事
台湾有事が近づいていると思われる話題。まず共産党大会での習近平の発言。
「われわれは最大の誠意をもって、最大の努力を尽くして平和的な統一の未来を実現しようとしているが、決して武力行使を放棄せずあらゆる必要な措置をとるという選択肢を残す」と述べ、統一のためには武力行使も辞さない姿勢を示しました。
それに対するブリンケン国務長官の発言。
中国が従来の想定よりも「かなり急ピッチなタイムライン」で台湾統一を目指す決意だと指摘した。
中国は「現状維持はもはや受け入れられないという基本的な決定を下しており、中国政府はかなり急ピッチなタイムラインで統一を目指す決意を固めている」との認識を示した。時期やその他の詳細については言及しなかった。
それに関連しそうな話題の一つがこれだ。ブロック経済化、経済制裁的な観点に加えて、安全保障的な観点からの引き上げも考えられる。
「今回の規制でどの工場が影響を受けるかを積極的に見極めていくが、米従業員はさらなる連絡があるまで直接、間接を問わず中国のいかなる顧客へもサービスや配送、サポートの提供を手控えなくてはならない」
ロシアの核使用
www3.nhk.or.jp
仮にロシアが核を使用するとした場合、候補となる地域の一つが併合4州だ。ウクライナからすれば取り戻すべき地域であるが、ロシアからすると自国領だ。ウクライナがそこを抑えれば、ドクトリンで触れられている国家防衛の観点からすれば、防衛手段として核を使用したという口実ができる。
そもそも緩衝地帯にしようと目論んでいる領域なのだから、仮に核使用によって立ち入りできない領域になったとしても、ロシアの立場からすれば構うものではないだろう。
このニューズが、そのような考えを裏付けている。
あるいは、このようなアイデアを前提に、次の要素でトレードオフの交渉を目論んでいるのかもしれない。
- 核使用
- この領域の主権、取扱
- ウクライナ侵攻の収拾