Technically Impossible

Lets look at the weak link in your statement. Anything "Technically Impossible" basically means we haven't figured out how yet.

soulsearching - the compost radio show

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これは2007年に投稿したエントリーに加筆、修正の上、以前のブログから引き継いだものです。

数年前、普通の人なら寝ている深夜から早朝にかけた、そんな空白の時間帯に、J-WAVE LOUNGEという、かなりクオリティの高い音楽番組が放送されていた。J-WAVE LOUNGEというのは、いわばMicrosoft Officeのような統一ブランドみたいなもので、曜日ごとに異なる番組で構成されているプログラムだった。その一つがGiles Petersonの『WORLD WIDE』だったり、『the compost radio show』だったりしたのだった。

その後の番組改編によって、『WORLD WIDE』以外の番組は打ち切られてしまったのだが、『『the compost radio show』はPodcastingとして、インターネット上で継続されていた。

ラジオ番組同様、このPodcastingも毎週2時間の番組だ。この2時間という長さが曲者で、通勤電車内で聞くには長すぎる、家でゆっくり楽しもうにも聴取のためだけに、この時間確保は難しい。

このpodcastingは次のように説明されている。

music is the healing force of the universe.
heres your weekly journey into sound with michael ruetten - music & exclusive mixtapes plus live sessions from all over the place. jazz is the teacher,soul is the preacher - enjoy the music.

番組ホストはMichael Rutten。タイトルにも冠されているレーベル、compostにまつわるアーティストへのインタビューと番組のためのexclusive mixによって構成されている。特に後者がこの番組の目玉だ。Nicola ConteThe Cinematic OrchestraらがDJを担当していた。
compostレーベルはNu-jazz、Lounge系主体のこのレーベルなのだが、mixの内容は平日深夜、早朝には違和感のある、かなりテンポの良い、ノリの良い内容だ。

Episode #482の締め括り、#485の冒頭、そして#501ではDerrick Mayの『Strings of Life』の異なるバージョンが流れていた。
Strings of Life』は90年代テクノの名曲中の名曲だ。その時代のテクノに親しんだ人たちにとっては、いわゆる"favorite"を越えて、確実に"must"に指定される一曲だろう。テクノ、クラブ・シーンだけでなく、色々なジャンルでカバーされた曲でもある。例えばバイオリニストである金原千恵子によるカバーだ。

そのようなテクノはmix中のごく一部で、基本的にはJazzとSoulが中心なのだが、名曲は遠慮なくミックスしてしまうところに、DJの音楽ジャンルに対する寛容さ、豊かさが感じ取れる。

旧ブログへの投稿時点ではEpisode #502まで放送され、iTunesでは#470以降がダウンロード公開されていた。今回の投稿時点ではEpisode #575~675の100回分をダウンロード、聴取することができる。

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