Technically Impossible

Lets look at the weak link in your statement. Anything "Technically Impossible" basically means we haven't figured out how yet.

PYR102 week 7, 8 分散分析

特定テーマに限定したWikiを立ち上げる必要もなく、ブログの様に私見をまとめる必要もない、

  • 講義の予習ノート
  • 読書ノート
  • メモ

などの雑記帳Wikiから移行した投稿。

統計クラスの予習ノート。

用語

ANOVA ANalysis Of VAriance
分散分析
Bayes Discriminant Rule ベイズ判別式、ベイズ判別規則
categorical variable カテゴリ変数、質的変数、属性変数
DA Discriminant function Analysis
判別関数分析?
dependent variable 従属変数、従変数
discriminant analysis 判別分析
discriminant function 判別関数
latent variable 潜在的変数
independent variable 独立変数
LDA Lnear Discriminant Analysis
線形判別分析
linear classifier 線形分類器
linear combination 一次結合、線形結合
logistic regression ロジスティック回帰
NDA Normal Discriminant Analysis
正規判別分析?
predictor 予測因子
Probit regression プロビット回帰
regression analysis 回帰分析
subpopulation 部分母集団
偏差 確率変数x、確率変数の平均X
x - X
平方和
偏差平方和
変動
偏差の2乗(平方)の和。
Σ(x - X)^2
標本分散 自由度=標本サイズn、で平方和を割ったもの。
1/n * Σ(x - X)^2
普遍分散 自由度=標本サイズn-1、で平方和を割ったもの。
υ=1 / (n - 1) * Σ(x - X)^2

ANOVA

2群の平均値検定 t検定
3群以上の平均値検定 ANOVA
  • 3群以上を比較するとき、2群間の検定(T検定)を使ってはいけない理由

いま、A,B, Cという3つの群があったとします。そこで、2群間の検定を A-B間、B-C間、C-AC間で有意水準5%で行ったとします。
ここで、「この組み合わせの少なくとも1つは有意差がある」 となる確率を計算すると(実際にその間に有意差があるなしに拘らず)、  1-(1-0.05)*(1-0.05)*(1-0.05) = 0.14 となります。つまり、 有意水準 5% (=0.05)で検定したつもりが、 この方法では実質的に 14 %で検定している、つまり 検定力が低下してしまう、というのが理由です。

Rで統計学を学ぶ(6)

要因
独立変数
説明変数
データの値に変化を与える要素。
研究者が操作する変数。
因子 要因のうち、母平均に差をもたらすと考えられる、研究対象となる、注目する要因。
水準 要因に含まれる項目。
因子を細分化したグループ。
従属変数 測定される変数。「原因、結果」という文脈では結果。
剰余変数 従属変数に影響を与えるかもしれないのに,研究者が操作していない変数。
n元配置 データに含まれる因子の数

要因が2つ以上存在する場合、主効果に加え、交互作用も検定する。

主効果
main effect
独立変数が、独自に従属変数へ与える効果。
交互作用効果
interaction
独立変数を組み合わせた場合の複合効果。
one way ANOVA 一次元配置分散分析 因子に含まれる水準間の平均値の差を調べる。
two way ANOVA 二次元配置分散分析
他次元配置分析
因子間の、各因子における水準間の平均値の差を調べる。

私のための統計処理 ー基礎解説ーANOVA

一次元配置

  • 群(水準)間で平均値に違いがあるかを調べる。
H0 群間の母平均は等しい。
A群の母平均=B群の母平均
H1 not H0
両群の母平均は異なる。
データ

f:id:espio999:20210116072126p:plain

データの偏差 データ-全平均
群間の偏差 群内平均-全平均
群内の偏差 データ-群内平均

Xij=全平均+群間の偏差+群内の偏差

Xij =全平均 +群間の偏差 +群内の偏差
数理モデル 測定値 全平均 要因の効果 誤差

Xij-全平均=(群内平均-全平均)+(Xij-群内平均)

Xij-全平均 =(群内平均-全平均) +(Xij-群内平均)
データの偏差 群間の偏差 群内の偏差
群間平方和
群間の変動
Σ群間の偏差
Σ(群内平均-全平均)
群間平方平均
群間不偏分散
Σ群間の偏差^2/自由度
Σ(群内平均-全平均)^2/自由度
群内平方和
群内の変動
Σ群内の偏差
Σ(データ-全平均)
群内平方平均
群内不偏分散
Σ群内の偏差^2/自由度
Σ(データ-全平均^2)/自由度

一元配置分散分析
Rで統計学を学ぶ(6)

分散分析表

f:id:espio999:20210116072232p:plain

アメリ フランス 日本
x y z
要因
水準 各国
分析すること 平均身長の違いは国に関係あるか
数理モデル

Xij=全平均+群間の偏差+群内の偏差

Xij =全平均 +群間の偏差 +群内の偏差
数理モデル 測定値 全平均 要因の効果 誤差
母集団 Xij = μ + τj + εij
^ 測定値 全平均 要因の効果 誤差
標本 σTotal^2 = G + σA^2 + σError^2
^ 全分散 要因の分散 誤差の分散
H0 all τj = 0
H1 not H0

二次元配置

  • 要因毎の群(水準)間で、平均値に違いがあるかを調べる。
  • 全水準間の組み合わせで、平均値に違いがあるかを調べる。

3つの検定を行う。
f:id:espio999:20210116072355p:plain

データ

f:id:espio999:20210116072509p:plain

フォーマット

因子A 因子B データ
level a1 level b1 x
level a1 level b2 x
level a1 level b3 x
level a2 level b1 x
level a2 level b2 x
level a2 level b3 x
level a3 level b1 x
level a3 level b2 x
level a3 level b3 x
分散分析表

繰り返しあり

要因 自由度 平方和
変動
Sum Sq
平均平方
普遍分散
Mean Sq
分散比
F値
P値
群間
因子A
dfA = 因子Aの水準数 - 1 SSA = 因子Aの群間平方和 因子Aの群間平方平均
MSA = SSA / dfA
MSA / MSW pf(F)
群間
因子B
dfB = 因子Bの水準数 - 1 SSB = 因子Bの群間平方和 因子Bの群間平方平均
MSB = SSB / dfB
MSB / MSW pf(F)
群間
因子A, B
(dfA - 1)(dfB - 1) SSAB = 群間平方和 群間平方平均
MSAB = SSAB / (dfA - 1)(dfB - 1)
MSAB / MSW pf(F)
群内
群間誤差
残差
residual
全データ数 - dfA dfB SSW = 群内平方和 群内平方平均
MSW = SSW - (全データ数 - dfA dfB)

繰り返しなし

要因 自由度 平方和
変動
Sum Sq
平均平方
普遍分散
Mean Sq
分散比
F値
P値
群間
因子A
dfA = 因子Aの水準数 - 1 SSA = 因子Aの群間平方和 因子Aの群間平方平均
MSA = SSA / dfA
MSA / MSAB pf(F)
群間
因子B
dfB = 因子Bの水準数 - 1 SSB = 因子Bの群間平方和 因子Bの群間平方平均
MSB = SSB / dfB
MSB / MSAB pf(F)
群間
因子A, B
(dfA - 1)(dfB - 1) SSAB = 群間平方和 群間平方平均
MSAB = SSAB / (dfA - 1)(dfB - 1)

アメリ フランス 日本
父親の身長 高い x1 y1 z1
^ 低い x2 y2 z2
要因
父親の身長
水準 各国
身長の高低
分析すること 平均身長の違いは国に関係あるか
平均身長の違いは父親の身長に関係あるか
2つの要因による相乗効果はあるか
数理モデル
Xijk 測定値
μ 全体平均
ai 要因Aの効果
bj 要因Bの効果
(Ab)ij 交互作用の効果
εijk 誤差

Xij = μ + ai + bj + (ab)jk + εijk

効果Aについて H0 all a1 = 0
^ H1 not H0
効果Bについて H0 all bj = 0
^ H1 not H0
交互作用について H0 all (ab)ij = 0
^ H1 not H0

R

oneway.test formulaを指定。
対応なし一元分散配置のみ対応。
aov formulaを指定。
anova objectを指定。
Anova objectを指定。
typeを指定可能。
lm 線形モデル
coef 相関係数
coefficientsはエイリアス
interaction.plot 交互作用図

formula

モデルとして、回帰式を表現する。

回帰式 モデル
y = b0 + b1 * 1 + b2 * 2 + b3 * 3 fm1 = y ~ x1 + x2 + x3
構文 lhs ~ rhs
lhs 標本値、要因、目的変数
rhs グループ、従属変数、説明変数

y ~ x モデル式 y = a + bx + ε( ε は誤差項)
y ~ x1 + x2 モデル式 y = a + b1x1 + b2x2 + ε( ε は誤差項)
y ~ x1 * x2
y ~ x1 + x2 + x1*x2
y ~ (x1 + x2)^2
交互作用項を含んだモデル式( x1:x2 でもよい)
y = a + b1x1 + b2x2 + b3x1x2 + ε( ε は誤差項)
y ~ . , data = データ名 あるデータに目的変数 y と説明変数 x1, ...が含まれ、モデル式がy = a + b1x1 + ・・・ + ε( ε は誤差項)である場合
目的変数 y をベクトルで指定し,右辺は「 y 以外」という意味で . (ピリオド)を指定することも出来る。

各変数に値を代入し、モデルをmode.frameへ投入することでデータフレームになる。

y <- 1:3; x1 <- 4:6; x2 <- 7:9; x3 <- 10:12
(d1 <- model.frame(fm1))  # デフォルトでは大局的環境から
#=>   y x1 x2 x3          # 変数を取得し,データフレームを返す
#=> 1 1  4  7 10
#=> 2 2  5  8 11
#=> 3 3  6  9 12
d2 <- d1 * 2
model.frame(fm2, data=d2)  # data=...で変数を取得する
#=>   y x1 x2 x3           # データフレームを指定
#=> 1 2  8 14 20
#=> 2 4 10 16 22
#=> 3 6 12 18 24

formulaとは?(1) - はやしのブログ Rev.3
[R] 予測モデルを作るには formula を活用せよ - ill-identified diary
71. 回帰分析と重回帰分析
Rで統計学を学ぶ(6)
Rで統計学を学ぶ(7)
How formulas work — patsy 0.5.1+dev documentation