ベンチマーク
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一番盛り上がっているのが日本市場なので、日本市場のパフォーマンスが、世界株指数を上回るという教科書通りの展開。
日本市場を含まないMSCIコクサイがオルカンに劣後するのも分かりやすいが、一方、その差は0.01でしかない。日本株有無によって生じる差とは、その程度なのだろうか。
海外
中国、インド
香港 | -0.17 | -2.16 |
上海 | 0.15 | 0.27 |
ムンバイ | 1.05 | -0.27 |
1309 乖離率 | -0.25 | -0.95 |
1678 乖離率 | 1.23 | 0.56 |
1309 中国 |
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1678 インド |
今日のひふみアカデミーで、次のことに触れられていた。
- 中国市場とインド市場は逆相関
- 中国市場から引き上げた投資資本が、インド市場へ向かっている
昨年、そのようなことを書いた覚えがある。分かっていたのに、何もしなかった、さらに、そのアイデアが機能している現実を黙ってみているのは、非常に惨めだ。
プラス面に目を向ければ、まだ儲けているだけマシ、ということだが行動経済学的に、本来得られたはずの利益に意識が向いて、損しているかのように感じてしまう。
NISA
新NISAのアノマリーと円安効果が世間でも話題に
営業日 | 個人投資家 | インデックス投信 |
---|---|---|
1 | 買い注文 | 株式購入 |
2 | 外貨買い | |
3 | 投信の純資産増加 |
新規投資家率の高さとクレカ設定のお陰で「1営業日目買付け・3営業日目計上」への集中がこれまでより更に激化した
資産価格のドリフト項が正と確信でき、年内のランダムウォークに精神的にも資金繰り的にも耐えられるなら、愚直に積み立てるよりも早めにエクスポージャーを取った方がリターンを獲れるという一派もいるのだろう。
1営業日目買付けの規模を正確に測る作業は残っているが、この機械的なフローの存在は広く知れ渡っているため、毎月2営業日目朝に向けてフライングの円安が進みやすく、2営業日目の9時台になると円売りトレードから降りるか降りないかで神経質になる傾向が続くのではないか。
石川「輪島塗」生産再開見通せず “ほぼすべての職人が被害”
輪島塗
「輪島塗」は完成まで120を超える工程を経て作られていて、大きな工程ごとに専門の職人が作業する分業制となっています。
職人から職人へつなぐ形で生産を行ってきたこともあり、「輪島塗」の生産再開は全く見通せない状況
今後、輪島塗の新製品が流通しないとなれば、現存する物の価値が相対的に高まる。投資家的なコレクターは、買い集めているのではないだろうか。
真に大切に思うのであれば、継承を絶やさないための手立てが求められるのだが、輪島地域の復興とのトレードオフになるのではないだろうか。
- 輪島塗を継承するが、場所を変える
- しかし、それを「輪島」塗と呼ぶ
観光地としての輪島の価値との抱き合わせで、輪島塗の継承と、輪島地域の復興が両立できるのが理想だが、日本の人口動態と財政は、それを許すだろうか。