年初来パフォーマンス順 | 前日比順 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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日本株が強く、世界株、弱い。特に日経平均に通じる銘柄を含む構成銘柄が強い。ひふみ投信の上昇率は日経平均に迫るものではあれ、追い越すものではない。日経平均に満たないのだから、このパフォーマンスで上値がどこまで狙えるというのか。
インフレ
インフレ=物価上昇とすれば、物価は一定で通貨価値が相対的に下がっているのだとすれば、インフレからハイパーインフレに近づいている。
いつもは日本円から見た物価を基準に考えているが、さらに対US$との相対的価値も考慮に入れると、その印象は変化する。
既にUS$のインフレ率は7%に達しており、これは相対的に価値が7%減少していることを意味している。2021年、ドル円レートの最安値は102.592円/ドルだった。そこからUS$は上昇を続け、現在は114円台だ。円はUS$に対して、約10%価値が相対的に減少した。この間、US$は7%インフレしているわけだから、
7%インフレ換算 | さらに10%価値が相対的に減少 | ||
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2021年の最安値 | 102.592 | 109.773 | 120.750 |
現在価値 | 114.000 | 121.980 | 134.178 |
現在の実質的なドル円レートは約121円ということになる。もし為替レートが114円前後で推移するとして、US$ベースで輸入してるものは、
- 実質的な差額がステルス値上げ的に反映される。
- これくらい値上げする余地がある。
エミン・ユルマズは将来の日経平均が30万円台に達することを口にしているが、ある程度のインフレも加味した上での考えのようだ。
twitter.com円安と言って喜んでいるけどみんなドルのインフレを忘れています。ドルはこのままでは年間で7%価値が減っていますよ。そのドルに対して日本円は昨年10%以上も目減りしました。よく考えてほしい。恐ろしいことです。
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) 2022年1月20日
twitter.comI maybe early, but I am not wrong. ジェットコスターの一番前の席にいるので下がり出したことに気づいて叫んでも後ろの席にいる人はまだ上がっているのでコイツは何を言っているのだと思ってしまう。いつものことです。ご健闘を!
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) 2022年1月20日
twitter.com日本の名目インフレは0.5%、企業インフレ(企業物価指数)は9%。日本の企業は永遠にコストを吸収できません。今年から色々な物の価格が上昇します。そしてインフレが発生した国は政権交代がおきます。日銀も余裕をかましているのは今のうちです。
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) 2022年1月20日