ひふみワールド | 0.72% | 123.74 |
TOPIX | -0.02% | 107.24 |
さわかみ | -0.02% | 106.87 |
ポートフォリオ | 0.48% | 103.62 |
ひふみ投信 | 0.21% | 103.38 |
ひふみらいと | -0.13% | 101.89 |
日経平均 | 0.06% | 101.09 |
藤野英人
相場よりも気になったのが、次の話題だった。この大物投資家とは、レオス社、ひふみ投信の藤野英人氏ののことではないだろうか。
そもそも私をアパート投資に呼び込んでくれた大物投資家も「コロナがこわい」とか言い出し、すべてを投げ出して逗子・葉山方面に家を買って移住していってしまいました。何してんだよ。
最近、その彼から連絡があって、急に何だろうと思ってメッセージを開けてみたら、「コロナに罹った」という短い報告でした。
jbpress.ismedia.jp
逗子に移住した「ひふみ投信」の藤野英人さんが、日本の、逗子の未来に向け語る。不満があるところにチャンスがある。 - 逗子葉山経済新聞
仮に同氏がコロナに罹ったとしても、それがファンドのパフォーマンスに影響するわけではないのだが、それは理想論だろう。直近のパフォーマンスにに影響はないだろうが、長期的には分からない。
レオス社はリモートワークが前提で、企業訪問もオンライン化して対応していることは、YouTubeの月例運用報告でも、ほぼ毎回、話題に上ることだ。新型コロナの流行がきっかけで拠点を移し、リモートワークで働いている環境でのコロナ感染となると、同氏の言葉をそのまま信じて良いものか、疑念が生じる。
あるいは、あくまでも「お金儲け」のスキルを見込んで、金の卵を産む「かもしれない」ガチョウとして付き合うべきなのか。
竹中平蔵
news.yahoo.co.jp
最近、竹中平蔵のメディア露出機会が増えているように感じる。最初に気付いたのは関西テレビの番組だった。その後、YouTube、Twitterなどネット寄りの露出も増え、今日はAbemaだ。
小泉政治、構造改革を支持したのは、当時の無党派、低所得者層だったという。偏見交じりで端的に言えば、当時の支持者たちは、あまり自分で考えること、調べることをしない人達だったように見える。そして、そのような人たちが視聴するメディアへの露出が増えているように感じている。
そのように感じているものだから、出演中の竹村平蔵の発言は、文字通りに受け取ることができない。発言内容を字義通りに解釈したとしても、発現以とは別に、同氏なりの狙い、意図があるのだろうと感じる。
真っ先に思い浮かぶのは医療制度改悪だ。これは構造改革のときから話題の一つだった。そして最近、医療村を解体せよという発言だ。
www.min-iren.gr.jp
news.nifty.com
ちょうど自民党総裁選から、首相交代のタイミングにきている。どの候補が当選しても、医療制度改悪を政策に反映させるための下準備、その一環としての支持層=養分獲得が狙いなのではないだろうか。
今回のAbemaの番組にも、関西テレビの番組同様の雰囲気を感じるのだ。
- 政治、ニュースに関心を持つが、自分で調べない、考えない人たちが見る
- 「インフルエンサー」とともに出演する
まずテレビを見ている時点で、あまり「まとも」な人たちではないように感じている。もし本当に自己正当化を訴えるならば、そのような人たちではなく、もっと対話のできる相手を選び、そのような人たちにコンタクトできるメディアを選ぶのではないだろうか。
ちゃんと議論して、どこが悪いのか言わないと、議論の仕方としてアンフェアだ。
と発言するのだが、もし本当にそう思うならば、議論が成立する相手が出演し、そのレベルの人たちが視聴するメディアを選べばよいのだが、そのようにしない。
出演中の代表的な発言がこれだ。議論が成立しない前提で、押しつけの発言だ。
私が叩かれているときは正しいことを言っていると思ってくれれば
仮に視聴者が竹中平蔵に好印象を持っていないとしても、インフルエンサーのサポートがあれば、発言は受け容れてしまうのではないだろうか。自分で考えない人たちだから、受け容れるかどうかは印象で決まる。本人自身が受け入れられなくても、発言内容が受け容れられさえすれば良いのだ。方法はどうでも良い。
かつての無党派、低所得者層は、自分の立場、境遇改善につながると期待して構造改革を支持したのだが、結果は改善どころか、その立場、境遇に即場、固定、強化される結果に終わった。個人的に気がかりなのは、Abemaを視聴するような層が竹中平蔵の考えを受け入れ、支持し始めることだ。かつての支持者たちと同じ轍を歩むことになり、結果として「養分」にされてしまうことになりはしないか。