年初来パフォーマンス順 | 前日比順 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ちょうど1週間後はゴールデン・ウィークだ。5月2、6日の平日を休みとすれば、4月29日から5月8日までの10連休となる。そして連休明けが5月9日、ロシアの戦勝記念日だ。
特に戦勝記念日のこともあり、今年はポジション調整の売りが増えるのではないか、と予想している。その通りであれば、ここから日本株は調整に突入し、連休明けに「sell in May」という展開になるのではないか。
換金売りを急いだほうが良いかもしれない。
ドルベースの視点
$1=129円台に突入したものの、現在は128円前後で攻防している。ここまでくると130円台を期待した仕掛けが増えているのではないか。
円ベースでは十字線でトレンドの転換が見えそうな気配があるものの、ドルベースでは完全に下落トレンド継続。
昨日の見立て通り、円ベース、ドルベースで明らかのトレンドが異なっている。
ドルベースでは | |
---|---|
日経平均の上昇が、円安進行を上回る | 増 |
日経平均の上昇が、円安進行を下回る | 微増 |
日経平均の下落が、円安進行を下回る | 微減 |
日経平均の下落が、円安進行を上回る | 減 |
- 円ベースの年初来高値、29332.16(1月5日)基準へ変更する。
- 116.17(1月5日)
- 120.66(3月23日)
- 125円
- 130円
調整幅 | 調整後 円ベース |
ドルベース 116.17 |
調整後 120.66 |
調整後 125 |
調整後 130 |
---|---|---|---|---|---|
+50% | 43998.24 | 378.74 | 364.65 | 351.99 | 338.45 |
+40% | 41065.02 | 353.49 | 340.34 | 328.52 | 315.88 |
+30% | 38131.81 | 328.24 | 316.03 | 305.05 | 293.32 |
+20% | 35198.59 | 302.99 | 291.72 | 281.59 | 270.76 |
+10% | 32265.38 | 277.74 | 267.41 | 258.12 | 248.20 |
29332.16 | 252.49 | 243.10 | 234.66 | 225.63 | |
-10% | 26938.94 | 227.24 | 223.26 | 215.51 | 207.22 |
-20% | 23465.73 | 201.99 | 194.48 | 187.73 | 180.51 |
-30% | 20532.51 | 176.75 | 170.17 | 164.26 | 157.94 |
-40% | 17599.30 | 151.50 | 145.86 | 140.79 | 135.38 |
-50% | 14666.08 | 126.25 | 121.55 | 117.33 | 112.82 |
円 | |
ドル |
ウクライナ危機
ティンコフの発言
AFP | 面目を保てる出口を明示し、この虐殺をやめさせていただきたい。 |
ロイター | 面目を保ちつつ殺りくを終わらせる明確な出口を与えてほしい。 |
まずプーチンの面目を気にかけている。仮に西側諸国がプーチンの面目に配慮したとしても、3つの観点から、ありえないだろう。
- ティンコフの発言があった前提での面目配慮なのだから、真の配慮しているとは言えない。
- 人命軽視、戦争犯罪でも面目を保てる前例ができれば、同じリスクを受容する別人が今後も現れる。
- プーチン自ら明らかにした歴史認識、侵攻の口実を前提すれば、面目以前に、存在そのものが世界のリスクであること。
どの国も国民の1割は愚か者だ。
仮にその通りだとしても、その愚か者が自国内で社会的な迷惑を仕掛けるのであればともかく、他国で戦争犯罪を働いているとなれば、「愚か者」で済ませることはできないだろう。