Visual Studioで新規プロジェクトを作成するとき、特にWindowsデスクトップのプロジェクトには3つの選択肢がある。冒頭の画像が、その選択画面だ。必要な情報だけを抽出すると、つぎのようになる。
Windowsフォームアプリケーション (.NET Framework) | Windows Forms (WinForms)ユーザーインターフェイスを含むアプリケーション |
Windowsフォームアプリ | .NET Windowsフォーム(WinForms)アプリ |
WPFアプリケーション | .NET WPFアプリケーション |
一体どれだけのユーザーが、これを区別、理解できるだろう。また翻訳担当者、責任者は、この表現によって、翻訳が意図していること、事実を共通認識としてユーザーに持たせることができると確信していたのだろうか。
後続する画面にてフレームワークを選択することになる。そこで提示される一覧の違いから、選択肢の違いを汲み取ることはできるのだが、最初から明確に理解、判別できるように明示するべきではないか、と一ユーザーとして思うのだ。
この3つ全てに対応する必要があるユーザーはごく限られているだろうし、おそらく大多数のユーザーは「Windowsフォームアプリケーション」の利用が中心で、そのうち先取の意識がある一部のユーザーが「WPFアプリケーション」も試してみたくらいではないか、と私は想像している。
今回の投稿は、この3つの違いについての紹介だ。
- Windowsフォームアプリケーション (.NET Framework)
- Windowsフォームアプリ
- WPFアプリケーション
- Windows App SDK、Windows UI Library (WinUI)
- 参照