今週のお題「2024こんな年だった・2025こんな年にしたい」
このブログの訪問者の傾向として特徴的なのは、訪問者全体の6~7割が、いわゆる一見さんであり、そのほとんどの人たちが同じ投稿を見ていることだ。表現を変えれば、それらの投稿が、このブログを訪問する目的になっている、とも言える。
付け加えると、それらの投稿は、いわゆるバズったものではなく、数年以上、長らく参照され続けている投稿でもある。それだけ関連する事柄についての情報を求めている人が多い、ということでもある。
2024年の投稿を振り返ると、そのような傾向に当てはまる投稿が含まれていた。意外だったのは、「まさかこの投稿が」と思われるものが参照され続けていることだった。その以外にも読まれている、投稿を紹介することにした。
そのような、長く読まれ続ける投稿になればよいなと、今年も淡々と投稿を続けます。
- 牛乳パックで作るI/Oシールド I/Oパネル、あるいはバックパネルの自作
- iPadでのバッテリー実効容量を調べる - iPhoneで言うところのバッテリーヘルスを確認する
- 楽天モバイル、株主優待プランのモバイル・ルーター運用 - Aterm MR04LN, MR05LN
牛乳パックで作るI/Oシールド I/Oパネル、あるいはバックパネルの自作
その意外だった投稿の筆頭がこれだ。ただI/Oシールドの画像を実寸大に印刷し、牛乳パックに貼り付け、切り抜き、本物のI/Oシールドの代用とする、という簡単な工作を紹介した記事だ。
そのようなことは通常であれば、ノウハウを求める前に思いつくだろう、と思うところだ。ところが、それが連日、参照され続けており、しかも訪問者は微増傾向なのだ。
マザーボードを購入すれば、普通はI/Oシールドが付属しているものだ。しかし中古マザーボードの場合、そうとは限らない。付属していることが当たり前すぎて、それが付属していないことなど想像もしていないのだろう。そして、現物を手にしたときに初めて、I/Oシールドがないことに気づくのだ。
きっと毎日、日本のどこかで、何らかの対処を迫られたユーザーが、この投稿を参照しているのだろう。
iPadでのバッテリー実効容量を調べる - iPhoneで言うところのバッテリーヘルスを確認する
実効容量、つまり電気をためておく器としてのバッテリー容量は、使用状況と経年に応じて減少していく。「Battery Health & Charging」*1という、その容量を調べるための機能が、iPhoneには搭載されているのだが、なぜかiPadには搭載されていなかった。同機能に頼ることなく、実効容量を調べる方法を紹介した記事だ。
ちなみに、なぜか今頃になって、iPadOS 18*2で同機能が提供されている。
アクセス傾向を見ると、5~6月にピークを記録しているのが分かる。iPadOS 18が発表されたのが6月なので、ここで買替の判断の一助として、バッテリーの実効容量を知りたいと思ったユーザーが多かったのではないだろうか。
たとえ新しいOSのサポート対象から除外されたとしても、iPhone同様、iPadを長く使い続けるユーザーは多いのだろう。微減の傾向がみられるものの、現在も継続的に参照され続けている。
楽天モバイル、株主優待プランのモバイル・ルーター運用 - Aterm MR04LN, MR05LN
楽天の株主優待の一つが、楽天モバイルの株主優待プランだ。1年間限定のプランで、30GB/月のデータ通信に加え、通話もSMSにも対応している。4月下旬から、このプラン用のSIM配布が始まり、5月からサービス提供が始まった。この流れが、アクセス傾向にも反映されている。
ほとんどのユーザーは既存回線をメインに、同プランはお試し程度に利用するだけではないか、と考えていた。あまり期待されていないことから、相対的に評価が高まったのか、意外と使えるサービスだったのだ。
この事実が周知され、評価が高まったのかもしれない。楽天は、来年度もこの優待を継続することを発表した。*312月のアクセス増加は、この発表を受けてのものだろう。
ちなみに私の場合、株主優待プランによって、本来の価格以上の恩恵を享受できている。毎月の使用料金は、日本通信の300円足らずだけで済んでいる。個人的に役に立っているのが、マンション回線の混雑字に、ダウンロード回線としての活用する場面だ。
テレワークが一般的となり、マンションの共用回線は昼夜を問わず、混雑するようになった。ISOファイルのような、サイズが大きめのファイルをダウンロードする場合など、株主優待プランの回線に切り替えれば、スムーズにダウンロードできる。
通信容量も30GB/月なので、私の使い方ならば、通信上限を意識する必要がないほどに、十分過ぎるのだ。