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日足
マザーズ | TOPIX | 日経225 円 |
日経225 ドル |
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【訃報】鹿野司さん逝去のお知らせ (2022/10/20)
昨晩、ブログ投稿後に知った話題。同氏の著作との接点は限られているのだが、その接点となった連載コラムが非常に印象的で、いつまでも記憶に残っていた。ホーテンス・S. エンドウの『近代プログラマの夕』*1に通じる、少し教養を感じる科学エッセイで、その内容と、醸し出す知的でユーモアを感じさせる雰囲気が相まって、ずっと読み続けていたいような感覚が芽生えてくるのだ。
最近は、このような印象をもたらしてくれる作品が皆無になってしまった。ほぼ全てがアクセス数や売り上げを意識するようになり、内容も印象操作を伴うようで、押しつけがましい。懐古主義ではなく「昔は良かった」というのは、結局のところ、そのような作風を商業的にも受け容れてもらえる余裕、特に経済的な余裕がもたらす精神的余裕に依拠していたということなのだろう。
まだ無料で読める機会が提供されているだけでもありがたい。