年初来パフォーマンス順 | 前日比順 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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日足
マザーズ | TOPIX | 日経225 円 |
日経225 ドル |
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今日は独り勝ちで、昨日とは逆の形勢。その理由も、昨日とは逆のこと。足を引っ張った銘柄が、上昇した。
昨日は手当のことを考えなかったかと心を暗くしたところだったが、毎日の動きだけに囚われるのは、丁半博打と同じギャンブルである、という基本を再認識した。
日経平均に比べてTOPIXの下げ幅が、相対的に低いことが、今日の下げを物語っている印象だ。
いずれのチャートも三角持ち合い的な様相を示しているが、マザーズだけは少し違う動きをしている。5日移動平均も鮮明にゴールドクロスを示している。
力技 - いわゆるお絵描きAIがもたらすハードウェア需要
結局のところ、幾ら効率的なロジックを汲もうが、最終的には力業がモノを言うのはITの基本原則のようだ。
特にRAMの大容量化によって、いわゆる富豪プログラミングが可能となった。マルチコアCPUによる並列処理によって、富豪プログラミングがより高速、効率的に動作するようになった。ここまでのパラダイムは、日常的な利用においては十分すぎるパワーを提供するまでになり、特別な目的を除いては、数世代前のPC、スマートフォンでも全く不自由しない域に達した。
呼称でもしない限り、自ずと製品寿命も長くなり、買い替え需要も減少した。
Stable DiffusionやImagicのような、いわゆるAIお絵描きは次の需要に繋がるパラダイムになるかもしれない。3Dリアルタイム・レンダリング以外の用途でのGPU、VRAM需要が喚起されるからだ。Stable DiffusionでもImagicでも、12GB超のVRAMを求められる。
本稿で参考にするソースコードは30GBVRAMを要求しますが、可読性の観点から採用しています。
現在は11GBVRAMで動くバージョンが公開されている
birdmanikioishota.blog.fc2.com
順当な手立てはGPUの増設だ。GPUボードを装着した外付けボックスを利用しても良いが、Thunderbolt対応USBのような外付けインタフェイスが、将来的なボトルネックとなるリスクがる。そもそも、複数枚挿しでなくとも、GPUボード自体が高価だ。
GPUだからといって、3Dレンダリングに用いるわけではなく、AIの統計処理に用いるわけだからグラフィック・ボードである必要もない。そうなると、NVIDIA Jetsonのような機器の需要が、これから増えていくのかもしれない。