Technically Impossible

Lets look at the weak link in your statement. Anything "Technically Impossible" basically means we haven't figured out how yet.

プログラミング言語人気ランキング2020の主成分分析とクラスタリング

日経XTECH、2019年12月号にて「プログラミング言語人気ランキング」という記事が掲載された。技術者440人に対して、主に次の観点でアンケートし、まとめたものだ。

  1. どのプログラミング言語を学びたいか、学びたくないか
  2. 業務現場では、どの言語をどのような用途で使用しているか

xtech.nikkei.com

ここから収集できるデータを用いて、主成分分析とクラスタリングをしてみた。機械学習で言えば、どちらも「教師なし学習」と呼ばれる機械的な判別、分類方法だ。
特に上記1の観点からの分類では、かなり良好な傾向を見出すことができた。同時に上記2の観点からは、言語の判別、分類よりも使用用途に関する相関が垣間見え、そこから実際の利用用途を察することができる結果が示された。

統計処理にはRを用いた。コードの全文は、投稿末尾に掲載すると同時に、GitHubにもアップロードしている。用いたデータも同様にアップロードしている。

  • データ収集、整理
  • スキル磨きと、利用頻度の関係
    • 2グループ
    • 4グループ
    • 9グループ
  • 使用用途
  • 参照
    • コード全文
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新型コロナウイルス感染と、トイレ後の石鹸手洗いの相関関係


2014年に実施された国際調査の資料を見つけた(資料は、投稿末尾にまとめたサイトからダウンロードできる)。
トイレの後に石鹸を用いて手洗いするか、についての国別統計になっている。この調査のポイントは、手洗いをするかどうかではない。手洗いするとしても、それは水洗いかもしれない。石鹸を用いて手洗いすること、がポイントだ。
最下位は中国、その次が日本だ。欧州ではラテン系のランクが低く、50位にフランス、57位にイタリアが並んでいる。

これらの国を見て連想するのがCOVID-19の感染だ。次のサイトで公開されている各国の感染者数との相関分析、クラスタ分析をしてみた。
www.arcgis.com

同時に統計局が公開している高齢者人口の割合を含めて、主成分分析も試みた。

結果として、次の傾向が見つかった。

  • 分析対象国をグループ化すると、感染者数に応じて層状にグループ化される。
  • 各グループは石鹸手洗い、高齢者人口割合の高低を含んでおり、
    • 石鹸手洗いの割合が低いほど、感染者数が多い傾向がある。
      • しかし日本は例外的に、若干低かった。本格的にPCR検査が実施されれば、同じ傾向を示すのではないだろうか。
    • 高齢者人口割合が高いほど、感染者数が低い傾向がある。

統計処理にはRを用いた。コードの全文は、投稿末尾に掲載すると同時に、GitHubにもアップロードしている。用いたデータも同様にアップロードしている。
ちなみに文章の調子はいたって真面目なのだが、本人は学校の課題感覚、遊び半分で分析している。あまり真に受けないように。

  • データ収集、整理
  • 感染者数と、トイレ後の石鹸手洗いとの相関
  • 感染者数と、トイレ後の石鹸手洗いとのクラスタ分析
    • 対象59か国の場合
    • 対象20か国の場合
  • 感染者数、トイレ後の石鹸手洗い、高齢者人口割合の主成分分析
  • 参照
    • コード全文
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タクティクスオウガ 運命の輪

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1995年のスーパーファミコン版のリリース以来、Playstation版の移植版も含め「タクティクスオウガ」はかなり長い間遊んでいるゲームだ。2010年のPSP版リメイク「~運命の輪」以降は、もっぱらPSP版で遊んでいた。

PSP版のダウンロード・コンテンツとして提供されている追加シナリオ、「真の騎士」を何年も前にクリアし、ランスロットを救出したところで中断していた。PSP版はシナリオの進捗状況に応じて、敵のレベルが調整される仕組みが実装されている。この状況で敵レベルとの乖離が大きくなり、「真の騎士」から続く「十二人の勇者」のクリアが難しくなってしまった。
クリア後に加入するランスロットはレベル1からのスタートだった。本編シナリオの別ルートを地道に遊びながら、レベル上げ作業をしながら、いつしか手を出さなくなってしまっていた。

目的と対象を絞ってレベル上げを行い、ある程度シナリオを進めたところで、「真の騎士」に再挑戦し、昨晩やっと「十二人の勇者」にたどり着いた。
「真の騎士」再挑戦時点での自陣営レベルは22~27、そのうち主力メンバーは24~27。一方敵陣営のレベルは30~33だった。最初の難関は「真の騎士」でのランスロット(レベル24)、バルバス(レベル30)の一騎打ちだった。ここに「タクティクス」の余地はない。
バルバスの一撃がランスロットに致命的なダメージを与えるに十分なレベルの乖離なのだが、その一撃により溜まったTPによる必殺技がラッキー・パンチとなって、辛勝することができた。
一方、シナリオ「十二人の勇者」はレベル差を埋める戦術の余地が十分にあるステージだった。

  • 前提
  • 編成
  • タクティクス
  • 反省
  • 余談
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