先の3連休中に、C#の初心者向け書籍を3冊読んだ。その中の1冊が、今回紹介する書籍だ。おそらく他の2冊を読んだ関連からなのだろう、この1冊をAmazonのレコメンドが紹介した。たまたま当時の価格が無料(2019年1月29日時点では250円)だったのでKindleでダウンロードした。
内容は著者のブログ*1から、C#の文法に関するものを再編したものだ。Kindleだけで流通する自費出版の電子書籍だが、その内容は出版社から刊行されている他の2冊に劣らないばかりか、巷にあふれている初心者向け書籍にも匹敵する内容だった。
VSCodeで.NET Frameworkを利用する。-.NET Framework利用のための手続き
2019年に取り組んでみようと考えた言語がC#だ。先日の三連休中、初心者向けの本を3冊読んだ。これまでの経験を前提に、C#は非常に馴染みやすさを感じた。「なぜもっと早くに取り組まなかった!?」と思うほどだった。
C#に限らず、初心者向けのサンプル・コードと言えばコンソール向けのものだ。C#の開発環境と言えば、事実上Visual Studioなのだが、コンソール向けの開発には重厚過ぎるように感じる。VSCodeにもC#拡張が提供されておりコーディング可能なのだが、Visual Studioと異なり基盤は.NET Coreだ。.Net frameworkではない。
コンソール向けのコードに基づいた練習に.NET Coreが不足なわけではない。とはいえMessageBoxのような、お馴染みのWindows Formに由来するものが利用できないのは、少し勿体ないように思う。
一連のエントリではVSCodeから.NET Frameworkを利用するための手続きについて紹介する。このエントリでは2を取り上げる。
続きを読むVSCodeで.NET Frameworkを利用する。-"--target-framework-override"オプションの紹介
2019年に取り組んでみようと考えた言語がC#だ。先日の三連休中、初心者向けの本を3冊読んだ。これまでの経験を前提に、C#は非常に馴染みやすさを感じた。「なぜもっと早くに取り組まなかった!?」と思うほどだった。
C#に限らず、初心者向けのサンプル・コードと言えばコンソール向けのものだ。C#の開発環境と言えば、事実上Visual Studioなのだが、コンソール向けの開発には重厚過ぎるように感じる。VSCodeにもC#拡張が提供されておりコーディング可能なのだが、Visual Studioと異なり基盤は.NET Coreだ。.Net frameworkではない。
コンソール向けのコードに基づいた練習に.NET Coreが不足なわけではない。とはいえMessageBoxのような、お馴染みのWindows Formに由来するものが利用できないのは、少し勿体ないように思う。
一連のエントリではVSCodeから.NET Frameworkを利用するための手続きについて紹介する。このエントリでは1を取り上げる。
- 前置きとして"--target-framework-override"の紹介
- .NET Framework利用のための手続き