中華電子ピアノとCakewalk
格安DTM環境
PCにCakewalk*1とsforzando*2をインストールする。USB MIDIで中華電子ピアノを繋げば格安DTM環境が出来上がる。
ARM互換CPUを搭載した格安Android端末は、言うなればOEM製品みたいなものだ。ほぼ共通のSoCを搭載し、カメラやLCDサイズのようなハードウェア上の差異が、些細な差別化要素として機能している。
中華電子ピアノもの同様だ。フランスDream社*3のモジュールを搭載した電子ピアノは、プリセットされている音源、その品質はほぼ共通で、ハードウェアの外観や折り畳み式などが、些細な差別化要素だ。
しかしひとつ不思議なことがある。88ハンマー鍵盤やBluetooth対応はアピールするのに、なぜかMIDI対応はアピールしないどころか、説明書にすら記載しない場合もあるのだ。しかしUSB端子を搭載していることだけは明記している。
USB-MIDIの対応可否は、実際に購入して使ってみなければ分からない。そして、これが対応していれば当たりだ。格安DTM環境の鍵盤として利用できる。たとえばこの電子ピアノだ。
この電子ピアノをPCにUSB接続すると、MIDI In/Outが機能しているのが分かる。これをCalewakeでMIDI Inputに指定すれば、鍵盤で演奏し、Cakewalk側の音源で再生することができる。
なおBluetoothはMIDI Outputのみしか機能しなかった。これではPCの音声を電子ピアノで再生できるだけだ。イヤホンやスピーカーをBluetooth接続しているのと、本質的に何も変わらない。