年初来パフォーマンス順 | 前日比順 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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今日は上昇、下落の二極化で、下落が圧倒的に勝った。
上昇牽引役は、
下落牽引役は
日経平均終値、昨年来安値更新
ドルベースの視点
円ベースではボックス相場、ドルベースでは下落トレンドのレンジ相場。
円 | |
ドル |
調整幅 | 30795.78 | 30500.05 | 262.0 | 円換算 |
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10% | 27716.20 | 27450.05 | 235.8 | 26835.92 |
20% | 24636.62 | 24400.04 | 209.6 | 23854.15 |
30% | 21557.05 | 21350.04 | 183.4 | 20872.38 |
40% | 18477.47 | 18300.03 | 157.2 | 17890.61 |
50% | 15397.89 | 15250.03 | 131.0 | 14908.84 |
利上げ
現在進行中のコストプッシュ・インフレによって、米国は3月の利上げ開始を示唆している。欧州も利上げを示唆してはいないものの、インフレリスクを意識している。市場は年内利上げの可能性を織り込み始めている。
黒田総裁は、2%の物価目標を採用し、金融緩和を行っていた。黒田総裁の任期は2023年4月8日までだ。*1日本の場合、コストプッシュ要因に円安も関連するため、世界の動きに連動して2%程度は物価上昇する可能性がある。日本での利上げに繋がるトリガーは、
黒田総裁任期中 | 2%の物価上昇 |
黒田総裁任期後 | 新総裁による政策方針転換 |
年内利上げの可能性は0ではないが、来年の利上げ可能性がある。米国の3月利上げ開始報道の余波で、日本市場は下げた。欧州が利上げを示唆すれば、さらに下げるだろう。そして日本も利上げを示唆すれば、さらに下げる。
日本市場に都合の良い風向きではない。
トリシェ元欧州中央銀行総裁は、日米欧の中央銀行が、同じ2%の物価目標を目指して金融政策運営を行っていることが、為替レートの中期的な安定に繋がっている可能性を指摘しました2。
日本銀行が2013年に2%の物価目標を採用し、大規模な金融緩和を開始して以降、為替レートのボラティリティは低下しています。
わが国における為替円安の動きは、方向としてみれば、経済と物価をともに押し上げるという基本的な構図に変化はない、と考えています。そして、わが国の消費者物価の上昇率は2%の物価目標を下回っていること、また、わが国のファンダメンタルズに照らせば、資本逃避を懸念するような状況にはないことを踏まえると、わが国にとって、為替レートの円安方向の動きは、基本的にプラスの効果の方が大きいということになろうかと思います。
移り気
偶然目にした何か、突然思いついた何かに取り組んでみようと思い立つことがある。やるべきことからの逃避なのか、好奇心の発露なのかは分からないが、百害あって一利なしと思う。
決めたことに取り組むべきだろう。むしろ、そのようなことが発生することそのものが、決めたことに取り組めていない、集中仕切れていないことを示しているのではないか。