これは2007年に投稿したエントリーで、以前のブログから引き継いだものに加筆したものです。
初めて接する、学ぶ事柄について、そのものズバリを懇切丁寧に教えてもらったところで、その内容と教わる側の認知構造が合致しなければ、中々モノにはなりません。場合によっては教え方が悪いわけでもないのに、教わる側から諦めてしまう、挫折してしまうこともあるでしょう。
PMBOKについてもそれは同じ。PMPを受験する上で、いくら知識体系ガイドを通読せよ、と言ったところで、その内容が理解できなければ意味がありません。まして自分のプロジェクト経験でPMBOKを理解しないよう、それが誤解、特に受験時の誤答を導く要因となることは、よく言われることです。
PMBOK的にダメなケース、良いケースを馴染み深い題材をもとに分析、解説したガイドとして有意義な本です。題材はガンダムやヤマトなど、団塊世代Jrにはお馴染みのアニメや特撮です。
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