これは2005年に投稿したエントリーで、以前のブログから引き継いだものに加筆したものです。
超高速、半重力レース・ゲームとして有名なwipeoutのPSP版サントラ。毎回wipeoutのBGMには有名テクノ・ミュージシャンが参加しており、今回はちょっとマイナーと言いますか、90年代後半にテクノに親しんだ層にはうれしい面々が参加しています。例えば、
Aphex Twin
Cold Storage
LFO
Photek
Photekなんてむちゃくちゃ懐かしい!二天一流の侍ドラムン・ベースのPVが目に浮かびます。
今回は、いつも参加しているUnderworldやChemical Brothersは参加していないのですが、全体の構成、印象は初代wipeoutのBGMに近いです。
それでも従来通り、そのスピード感はそのまま、極端にミニマルに走らないメロディアスさ加減が、スピード感を煽るゲーム・ミュージックとしても、複雑な、もしくは高速な情報処理を増幅するための、コーディングなどの頭脳労働のお供にも最適な一枚。
でも、ノリやすい人は、運転中に絶対聴かないほうがよい一枚でもあります。