Technically Impossible

Lets look at the weak link in your statement. Anything "Technically Impossible" basically means we haven't figured out how yet.

5G時代のSIMフリー・スマートフォン、特にマイナー端末の選択と、その要点。

SIMフリースマートフォンを個人で導入するに際し、4G時代までは、次の2点を考慮するだけで事足りていた。

しかし状況は変化している。技術基準適合証明等(以下、技適)の存在が認知され、意識もされ始めたからか、最近は技適を「詐称」する端末が登場している。
また5G通信のサービス開始に伴い、対応バンドを確認するだけでは十分ではない状況となった。

さらに新たな要素も現れた。一つは、マイナンバー連携やワクチン接種など、政府系アプリの利用可否だ。SIMフリースマートフォンでは、これらのアプリをGoogle Playからダウンロードできない、させてくれないことがある。

政府系アプリほど深刻なものではないが、デジタル著作権管理にも意識を向ける必要があるかもしれない。これはストリーミング・サービスの再生解像度に影響する。SIMフリースマートフォンに限らず、最近はFHD以上、4Kクラスの解像度を持つパネルが一般的ではあるものの、HDクラスで再生できないリスクがある。

この投稿では、5G対応のSIMフリースマートフォン、特にマイナーな端末を対象とした検討要素を紹介する。
一部の話題に、DOOGEE V20 (以下、V20)*2を用いている。それはバッドパターンを紹介することを目的としており、購入推奨を意図していないことを申し添えておく。

  • 技適
  • 5G対応
  • 政府系アプリ(マイナポータル、ワクチン接種など)
  • ストリーミング・サービスとHD再生 - デジタル著作権管理
  • 余談 - 5G時代のSIMフリー、マイナー端末選択の意義
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20220722

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2023年7月1日のUA (Universal Analytics)終了*1に備えて、GA4 (Google Analytics 4)への移行が進んでいる。

  • セッションに基づく分析から、ユーザーに基づく分析へ
  • イベント単位の分析へ

といった情報が、Googleを代弁するかのように発信され続けている。

単一のユーザーがPCからスマートフォンまで、多彩な端末を使用する現在、アクセス解析にこのような大規模な変化をもたらすことは、長期的な視点ではwebをより良くするものであり、必要とされる変化である、とGoogleは考えているのかもしれない。

あるいは、このようにも考えられる。もはやセッションに基づいたデータ集計と統計情報はGoogleにとっては重要ではなく、ユーザーに基づいたデータ集計と統計情報を必要としている。だから、そのような情報を収集できるようにGA4を開発し、半ば強いるかのように、それをユーザーに使わせることで、Googleは目的としている情報を得る。

いずれにせよ、私にとっては大きなお世話なのだ。もちろん、このサイトにGA4は導入済みだが、それは数か月、1年単位の集計、分析にこそ有意義であれ、日々の状態確認、

  • 今日、どのようなサイトからリンクされた
  • 今日、どのようなサイトからアクセスされた
  • 今日、どのようなページがアクセスを集めている

このような、特に”今日”にフォーカスした集計を確認するのに、GA4は全く向いていない。「できない」と言っても過言ではないほどだ。
データ集計が追いついていないのだろう。作成したレポート*2を参照したところで、翌朝7時に「昨日」のレポートすら表示できないのだ。

そこで試してみたのがumami*3だった。特に次の観点から、先述の欲求を満たすのに適したアクセス解析ツールだ。とても使い心地が良い。

friendlier, privacy-focused alternative to Google Analytics

Umami collects only the metrics you care about and everything fits on a single page

この投稿では、Herokuの無料枠を利用してumamiをホストするための手順を紹介する。

  • 前提
  • 手順
  • Heroku - PostgresSQL
    • データベース作成
    • テーブル作成
  • umami - 監視対象サイトの登録
  • umamiのデータベース
    • DBレコードの削除
  • GA4について
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