1年の前半が終了した。前半のベンチマークは、TOPIXが強かった印象がある。日経平均が3万円に到達したものの、結局のところは代表的な値嵩株に牽引された結果であり、堅実に上昇を積み重ねたのはTOPIXだっただろう。
年初来最低 | 年初来パフォーマンス | 年初来最高 | |
ひふみワールド | 100.00 | 122.40 | 122.40 |
ポートフォリオ | 100.00 | 108.26 | 115.49 |
TOPIX | 99.25 | 107.70 | 111.50 |
さわかみ | 99.51 | 107.04 | 108.76 |
日経平均 | 98.59 | 104.91 | 111.02 |
ひふみ投信 | 97.36 | 104.27 | 106.21 |
ひふみらいと | 99.45 | 101.08 | 101.10 |
ひふみワールド
年初から右肩上がりで、年初来高値を、ほぼ毎日更新し続けている。ベンチマークではダントツのトップだ。他のベンチマークから10ポイント以上の大差をつけ、その差をさらに広げ続けている。
レオス・キャピタルで積立投資をする場合、2021年前半の正解は「ひふみワールド」に全振りすることだった。
ひふみ投信
ひふみワールドと対照的だったのが、ひふみ投信だ。TOPIXどころか、日経平均にも負けている。
パフォーマンスが全体的に振るわない。年初来高値でも他のベンチマークを超えることができず、昨年末終値を下回る期間もあった。
ただ、直近モーメンタムが相対的に高まってきている。6月22日から、基本的に上げ調子だ。他のベンチマークとの差を縮めつつある。後半には逆転劇があるかもしれない。
さわかみ
ひふみ投信同様、パフォーマンスはそれ程振るわないのだが、ひふみ投信よりも検討している。ひふみ投信は、月例の運用報告会で、指数に付いて行くグリンチ戦略を説明していたが、それを実践していたのは”ひふみ”ではなく、”さわかみ”だった。TOPIXには負けているものの、日経平均を上回り、徐々にTOPIXとの差を縮めている。
ポートフォリオは、毎年10月頃に”さわかみ”に追い抜かれるのが恒例だった。今の勢いが続くならば、今年は、少し前倒しで追い越されるかもしれない。
ポートフォリオ
3月末日まではトップ・パフォーマンスだったが、4月1日、ひふみワールドに追い越された。ポートフォリオは上値を切り下げながらの下がり基調が続いており、ひふみワールド自体のパフォーマンスによる上昇に加えて、ポートフォリオの下落基調から、差が大きく開き続けている。
下落基調の影響は、TOPIX、”さわかみ”との差を相対的に縮めており、1ポイント前後にまで迫っている。前半は、辛うじてTOPIXを上回った。
ポートフォリオ下落の要因は、
- 値嵩銘柄の下落
- 構成比率が高い銘柄の下落
前半の反省点
意識しておいた方が良いと思う事。
自分の大切な資産が目減りしている状態で、ベンチマークより下落がましだったから今年は良かったなと振り返られる人はほとんどいない
「勝つ投資 負けない投資」より
考えないお金が増えたら、色々バカなことが起こる。
1. 決まった通りの運用
2. まとまった巨大な金額となり、相場を動かす。→すごくルーズなことが起こるのではないか。
対抗策:先回り投資→そこまでしてお金を稼ぎ続ける必要があるか?
「Radio ぱりてきスペシャル2020」より
外に目を向けすぎている。惰性のインプットも多い。結果として、時間を浪費しているだけでなく、生活の満足、充足も低下させている。夜は読書、ゲーム、企業分析や銘柄調査に費やすことを期待していなかっただろうか。実際にはYouTube視聴かブログに時間を取られている。
「早起き生活」のサービス停止に伴い、ブログへ切り替えた。「何か書く」という習慣にはつながっているものの、何も役に立っていないだけでなく、無駄に義務的な作業になっている。