これは2006年に以前のブログへ投稿したエントリーを加筆、整理したものです。
暮らしWORLD:♪カ〜ルビ〜の〜ポテトチップス30年 お菓子のしょっいぱい革命−話題:MSN毎日インタラクティブ
ポテトチップスへ至るまでの、カルビー社スナック菓子の歴史を簡単に紹介しています。最近はあまり食べることのなくなったスナック菓子ですが、学生時代はよく食べていました。
味覚センサを開発した、九州大学大学院、都甲潔教授の話によると、
ポテトチップスに多い脂分は、摂取すると脳に快感物質がたくさん出てやみつきになる。脂分は日本のだしのうまみの対極にあるもので、中国・西欧の文化ですね。だそうです。分かる気がします。
快感物質が云々と言うのは感覚的に分かりにくいのですが、「やみつき」と表現される、ある意味中毒性を伴うような感覚は理解できます。スナック菓子というとカウチ・ポテトと表現されるような、DVD鑑賞などのお供でしょう。私の場合、DVDをスタートして開始5分位で一袋無くなってます。
「やみつき」的中毒性のあるスナック菓子というと、私の場合、ポテトチップスではなく、SNYDER'Sプレッツェル、特にチェダー・チーズ味です。中途半端な小袋で販売されているのが、物足りなさを誘うのでしょうか。リアル・ジャンキー?向けに、ケロッグ位の箱入りで販売されているものもあるのですが、もう止まりません。指先など、プレッツェルの調味料で橙色に染まります。
ちなみに、チェダー・チーズの次に中毒性のあるのがクリーミー・キャラメル。脂肪摂取による快感物質分泌だけでなく、糖分摂取による血糖値上昇により、よりハイになる効果が期待できます。
さて、やっと本題。件の記事の最後に気になるトピックが掲載されています。それが、ポテトチップス30歳卒業説。カルビー広報室、麦田裕之さん曰く、
30歳を過ぎると健康面への配慮から1人当たりの消費量が減るなるほど。個人的にはともかく、経験から分かる気がします。私の少年時代、両親、特に母親は、スナック菓子、炭酸飲料、ファースト・フードの類を食べさせることが無いばかりか、食べ始めるそばから、いい加減にせよと口酸っぱく警告し続けていました。
それを気兼ねなく思う存分食べることの出来る学生時代から、20代の社会人時代を経て現在。健康以前に、コンビニの陳列棚に並べられているパッケージに触手が伸びません。嗜好の変化か、それともただ飽きただけか!?
上流、下流社会のベンチマークになるか定かではありませんが、親が子供にスナック菓子を与えるか否かと言う傾向を調べてみると面白いかもしれません。健康志向の潮流も考慮すると、
最近の少子化の加速も業界の危機感に拍車をかける。ポテトチップスもまた、時代の波にさらされている。は的を射た見解かもしれない、と思いました。
ところでポテトチップスに有害物質が含まれている、ということはご存知ですか?アクリルアミドという、もしかしたら発がん性物質かもしれないものが含まれています。これは炭水化物を高熱で調理すると発生する物質です。ジャガイモを高温で揚げる、ということは、その物質生成を促しているわけです。ところが、茹でたときには、この物質は発生しません。
加工食品中アクリルアミドに関するQ&A - 厚生労働省ホームページ より
あまり神経質になる必要は無いと思いますが、健康云々以前に、食べ過ぎると危ない、ということは留意しておくのが良いですね。
最後に関連リンクです。
suttonde.exblog.jp
erictokuga.exblog.jp