Technically Impossible

Lets look at the weak link in your statement. Anything "Technically Impossible" basically means we haven't figured out how yet.

PMP - 出願、覚書

これは2007年の投稿で、以前のブログから移行したものを加筆、編集したものです。

PMP受験の出願に際し、気に留めておくと良いことがあります。基本的にはPMP Credential Handbookに記載されていること、受験対策セミナーで伝えられたことに基づいていますが、必ずしも今後の受験に当てはまる保証はありません。私自身も、それを保証しません。

PMIへの入会 経済的負担の軽減

なるべくお金をかけずに受験したいです。
まず受験基準を満たすため、最低35時間の研修に出席する必要があります。教科書となる知識体系ガイドも購入しなければなりません。次の事柄にお金がかかります。

  • 研修
  • 知識体系ガイド
  • 受験料

PMI個人会員になることで、これらの負担を軽減することができます。
www.pmi.org

正しく理解してほしいのは、次の2点です。

  1. 日本支部への入会は必須ではない。
  2. PMP認定後も入会し続ける必要はない。

個人会員になるには、合計US$139(年会費US$129、手数料US$10)必要ですが、次の割引を得られます。

研修 登録教育機関次第
知識体系ガイド(PDF、ダウンロード版) 無料
知識体系ガイド(書籍版) 8000円
非会員の場合、12000円
受験料 US$405、再受験US$275
非会員の場合、US$555、再受験US$375

www.pmi-japan.org
受験料の割引額だけでも、年会費と手数料合計金額を上回っています。加えて、知識体系ガイドはダウンロード版だけを活用するならば、さらに節約できます。

業務経験の登録

出願に際し、規定の期間、時間を満たすプロジェクト・マネジメント実務経験を登録しなければなりません。単一プロジェクトで、PMBOK全プロセスの経験を網羅する必要はありません。全業務経験を通じて、全プロセスが網羅されていれば問題ありません。

各プロセスの登録時間単位は時間(hour)です。登録作業だけで時間を要することが想像できます。オンライン出願フォームは保存機能があります。一度に全てを入力するのではなく、小分けに正確に入力作業を進めるのが良いでしょう。

プロジェクトについて

「プロジェクト」と呼ばれる活動が何を指しているのか、を意識しておくと良いです。厳密にはPMBOKが定義している内容の活動です。
「プロジェクト」という呼称が指す活動、その内容は、所属組織によって異なるかもしれません。それがPMBOKの指すプロジェクトではない場合もあるでしょう。
逆に、プロジェクト「ではない」とされている活動が、PMBOKの定義するプロジェクトに合致することもあるでしょう。

リファレンスの登録

登録した業務経験を証明してくれるリファレンス先を登録する必要があります。リファレンスになる人物は、PMIが連絡可能である必要があります。出願者の所属する組織の上司や同僚である必要はなく、別の組織の担当者でも問題ありません。
例えば、次のようなケースです。いずれもPMIが連絡可能であり、当人が業務経験を証明してくれるのであれば問題ありません。

  • フリーランスのため、クライアント先担当者をリファレンスに登録する。
  • 出願者が転職したため、以前の職場の上司、同僚をリファレンスに登録する。
  • 上司、同僚が転職したため、転職先の元上司、元同僚をリファレンスに登録する。

どうしても分からない、確認したいことがある

PMIアジアパシフィックサービスセンターへ連絡しましょう。日本語で対応してくれます。
www.pmi-japan.org

監査について

次の投稿が参考になるでしょう。
impsbl.hatenablog.jp