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古いブログには、まだ1日に数件のアクセスがある。アクセスを確認するたび、参照先の投稿を確認し、こちらのブログへ移行している。頻繁ではないとはいえ、需要のある情報なのだろうと考えるからだ。とはいえ、今回移行するエントリは...まだ需要があるのだろう、きっと。
今回の投稿は、2004年に以前のブログに投稿したものだ。加筆して、修正したものを移行した。
こちらに掲載しているリンクは、YouTubeの公式チャンネルを参照している。せめて予告編をリンクしておきたかったのだがYouTubeではunavailableとなっていた。amazon.co.jpのprime videoでは取扱い無し、amazon.comでは取扱いありだが、日本から視聴できるのだろうか。
数年前に友人宅のテレビで見た「ジェリー・スプリンガー・ショー」はその下世話さ加減が印象的だった。このタイトルは、そのテレビ番組を映画化したものだ。「ぽすれん」がレンタルDVD取り扱っているのを知り、レンタルした。
世界40ヵ国で放映、出演者が暴露する過激な痴話喧嘩を司会者が仲裁する人気ディスカッション番組を映画化。義理の父親と関係を持つ少女と、1人の女性のあまりにも節操のない彼氏の問題に、国民的司会者・ジェリーは幕を下ろすことができるのか!? (詳細はこちら)
内容は、浮気などのインモラルな事象を当事者が番組中で告白し、痴話喧嘩するという下世話なものだ。その「やらせ」加減と内容の壮絶さからエンタテイメントになっている。
例えば、テレビでは、Aさん、Bさんカップルが出演しているとする。次の流れで番組が進行する。
- Aが浮気を告白する
- Bが驚く
- Aの浮気相手Cが登場する(A、Cが熱いキスを交わす)
- B、Cの喧嘩(観客が煽る)
- Cの告白、実はCも浮気していた
- Cの浮気相手、Dが登場する
- A、Dの喧嘩(もしくはC、Dで喧嘩)
さらに、じつはAが同性愛者で、浮気相手のCもAと同性だった、しかしCの浮気相手Dは異性であった、などの意外性が加えられる場合がある。そして番組は収拾がつかないままエンディングを迎える。
映画も同じ流れを踏襲している。ただ物語前半で当事者達のネタが割れているので、先に触れた意外性はない。
映画では、番組出演に至るまでの当事者達の生活と番組の裏側が紹介されている。ある意味、この映画ならではのプレミアムと言ったところだが、内容について何も言うことはない。あえて訳知りに加えるならば、インモラルな日常も娯楽にしてしまう病んだアメリカを具現化したモノといったところだ。
日本の深夜放送では30分番組、本家USでは60分番組だ。日本版では川崎カイヤがホスト役で登場するが、映画版にはもちろん登場しない。
本編とは無関係だが、周辺の豆知識として、次の2つが挙げられる。