Technically Impossible

Lets look at the weak link in your statement. Anything "Technically Impossible" basically means we haven't figured out how yet.

カーボン・アタッシュG3 - カバンの話

これは2006年に投稿したエントリーで、以前のブログから引き継いだものです。

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たのみこむという、ユーザーからの要望にこたえて廃盤製品の再販を取り付けたり、ものすごくニッチでマニアック、オーバー・スペック名拘りの一品を製品化しているサービスがあります。分かりやすいところでは、Mr.BooのDVDボックスある日どこかでの再販だったり。

で、再販ではなく、後者の部類に入るカテゴリとしてNIPPON STYLEという活動があります。現代日本の超絶技巧と美意識から生まれるプロトタイプ、オリジナル製品を販売する活動です。そこから、個人的に強烈に魅力的な逸品が登場しました。

カーボンアタッシュケース“G3”

日常利用するにしても、オーバー・スペックの極致です。


ここ数年は押入れにしまったままの状態ですが、学生時代から2001年ころまでアタッシュ・ケースを愛用していました。RoncatoのCiak101がソレ。
利用しなくなった理由は色々あるのですが、一番大きな理由は通勤電車の乗車状況。当然のことながらかなり硬い素材でして、中身まで含めると当然重い。荷棚に載せるときに誤って落とせば大事だし、また普通にぶつかっても痛いだろうと想像したら、日常での利用を躊躇してしまうのです。

しかしアタッシュ熱は冷めず、軽いアタッシュが無いか?と探すわけですが、その選択肢の一つがコレ。

ZERO HULLIBURTON STEALTH

カーボン・ファイバーは超軽量、かつ堅牢な素材でして、見た目の素材感、美しさも魅力的で、コレなら!と思うわけですが...USでのお値段はそれなりなのですが、日本で買うとコレが30万を超えてしまうんですね。
今回のアタッシュはコレに匹敵するモノなのですが...日常利用に対するオーバー・スペックと40万弱という価格はねぇ。いくら株で儲けても、買わない、買えないでしょうねぇ。

ちなみに、実用の話。今利用しているカバンはLAGASHAのBYTE。3wayでA4書類も十分入るし、PCも入るので気に入っているのですが、電車内での取り回しが悪い。特にポケットから本等を取り出したいとき。表に出ているポケットが、別のポケットをかねたフリップに覆われていて、2つの止め具で固定されています。非常に扱いが悪い。
そこで、次はコレかなぁ、と気になっているカバンがNAVAのBackPack。基本的に同じ構成なのですが、フリップの止め具がポイント。止め具が一つありますが、マジック・テープもついてます。マジック・テープでしっかり固定できるならば、電車内での扱いも楽になりそうです。

最後に、同サイト上でカーボン・ファイバーに関する記述で気になる部分がありました。

もともと日本で仕上げられているカーボン製品は、日本人の緻密さもあり外国製品よりも美しく仕上がっていることが多いです。例えば、外国製の製品では、カーボンの繊維の流れが真直ぐではなくて、ゆがんでしまっていることも決してすくなくありません。
ふーん、なるほど!VAIO Tというカーボン素材で薄型軽量を実現したノートPCがあるのですが、なぜカーボン素材の質感を活かさずに、わざわざペイントしているのか気になっていたのですが、分かりました。つまり、繊維の流れが雑なので、塗って隠してたたんですね!?←邪推。