年初来パフォーマンス順 | 前日比順 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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いくつかのYouTubeチャンネルが相場の大底、買い場を示唆し始め、さらに年内の日経平均3万円台回復を主張するチャンネルも現れた。個人的には頼もしい限りだ。
ひふみワールドは無視して、ポートフォリオは事実上の一人負け。原因は、一部構成銘柄の下落が、他の上昇を相殺してしまったこと。
ドルベースの視点
円ベース、ドルベース共にゴールデンクロス。円ベースでみると27000円が天井を示唆しており、ドルベースは転換点になりそうな気配もある。軽々とは強気に転じられない雰囲気がある。
為替は127~128円台で推移しており、海外投資家のお得感が微減している。円高に転じる傾向が強くなれば、短期の日本買いに繋がるのではないだろうか。
現在、日経先物は27000円台に達している。1$=130円で考えると、これまでの枠組みに基づくなら、ドルベースでは$207を超える必要があるのだが、本日終値では$206.42。
ドルベースでは | |
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日経平均の上昇が、円安進行を上回る | 増 |
日経平均の上昇が、円安進行を下回る | 微増 |
日経平均の下落が、円安進行を下回る | 微減 |
日経平均の下落が、円安進行を上回る | 減 |
- 円ベースの年初来高値、29332.16(1月5日)基準へ変更する。
- 116.17(1月5日)
- 120.66(3月23日)
- 125円
- 130円
調整幅 | 調整後 円ベース |
ドルベース 116.17 |
調整後 120.66 |
調整後 125 |
調整後 130 |
---|---|---|---|---|---|
+50% | 43998.24 | 378.74 | 364.65 | 351.99 | 338.45 |
+40% | 41065.02 | 353.49 | 340.34 | 328.52 | 315.88 |
+30% | 38131.81 | 328.24 | 316.03 | 305.05 | 293.32 |
+20% | 35198.59 | 302.99 | 291.72 | 281.59 | 270.76 |
+10% | 32265.38 | 277.74 | 267.41 | 258.12 | 248.20 |
29332.16 | 252.49 | 243.10 | 234.66 | 225.63 | |
-10% | 26938.94 | 227.24 | 223.26 | 215.51 | 207.22 |
-20% | 23465.73 | 201.99 | 194.48 | 187.73 | 180.51 |
-30% | 20532.51 | 176.75 | 170.17 | 164.26 | 157.94 |
-40% | 17599.30 | 151.50 | 145.86 | 140.79 | 135.38 |
-50% | 14666.08 | 126.25 | 121.55 | 117.33 | 112.82 |
円 | |
ドル |
スパイト行動
構成員すべてが損していると感じながら日々を過ごしながらも、それによってその群の存続、生存が支えられていると考えれば、各個人の損失が全体の利得に転じていることになる。とはいえ、そうして継続していく社会というのは幸福なのだろうか。
ただ群が生き残ることだけを最優先とすれば、それで問題はないのだろうが、間違いなく、個々人の幸福には通じていないわけだし、そのような群に存在価値があるとは思えず、生き残る価値もないと考えられはしないか?
日本人が際立ってスパイト行動を多く行ったというのは、日本人が、自分が損をしても相手を貶めようとした、ということだ。しかし、この傾向は公共財を作るのに適した傾向なのだという。
- 自分が損をしてまで、参加しない人の足を引っ張る
- 協力しないと後が怖い
- だから、誰もが参加せざるえなくなる
結果として、公共財へのフリーライドを許さない。こうして公共財が作られる。
私はそれぞれの歴史、文化なんだと思うんです。
「スパイト行動なんて、愚かな人がやる意地悪でしょう。私はもっと利口だから、そんなことはしない」
「その考え方こそがスパイト行動を引き起こす」
どんな人間もスパイト行動をする可能性があることを認識すること。自分が損をしても、相手を出し抜きたいという気持ちがふっと湧いてきたときに、『ちょっと待てよ』と思えるかどうか、だと思います。