ひふみワールド | 0.59% | 129.20 |
TOPIX | -0.64% | 112.58 |
さわかみ | -0.64% | 111.32 |
ポートフォリオ | -1.03% | 108.99 |
日経平均 | -0.43% | 107.57 |
ひふみ投信 | -0.76% | 107.42 |
ひふみらいと | -0.05% | 101.25 |
ひふみワールドが年初来高値更新。
菅前首相退陣発表時に東証は急上昇し、岸田首相就任直後に急降下した。理由は譲渡益課税増税だった。今回、岸田首相が再信任されたわけだが、なぜか東証は急上昇した。色々な解釈のうち、「自民党単独過半数確保がポジティブ・サプライズだった」というのは、説得力のある意見の一つだった。
つまり市場参加者のほとんどは、自民党が過半数確保できないリスクを想定していた、ということだ。
しかし、その翌日、東証は情報を半戻しする程度に下げるのだった。ナスダックは最高値を更新し続けているというのに。加えて、ポートフォリオは全戻しだ。
衆議院選挙
youtu.be
衆議院選挙結果から予想される今後の展望について、最も説得力を感じたのが、この動画で語られていることだった。
若者の投票率が低く、その多数派の選挙行動は白票を投じることだった。それは学習性無力感に起因しているのだろう。
まず、今や若者はマイノリティであり、行動しても変わらないことを学習している。この前提では、現状に逆らうことは、労多くして、益少ない行動であり、最も消耗しないのは何もしないこととなる。
投票しようが、放っておこうが、現状は変わらないのだから、投票する動機には、現状に異議を申し立てる、と言う前提を伴う。とはいえ、文句もないのに投票することはないのだ。
加えて、この傾向は与党にとって有利に働く。この傾向が続く限り、投票率の上昇は与党にとって逆風なのだ。何もしなくても与党に票が入るのだから、現状において投票率が上がるとすれば、それは野党への投票に通じる。
結局、与党交代はますます難しくなり、消耗しながらの現状維持がいつまでも続くのだ。