ひふみワールド | -1.11% | 118.98 |
TOPIX | -2.16% | 110.06 |
さわかみ | -1.99% | 107.99 |
ポートフォリオ | -1.06% | 106.05 |
ひふみ投信 | -1.95% | 105.47 |
日経平均 | -2.31% | 104.83 |
ひふみらいと | -0.12% | 101.14 |
アセット・クラスに関わらず全面安が続く。ベンチマークも、ポートフォリオも菅首相退陣表明時点のレベルまで後退した。
ポートフォリオの下げ幅が相対的に小さいのは、
- 変動幅の小さい構成銘柄
- 新興株の上昇
前者は本来、意図していた特性なのだが、後者は意外だった。この局面で上昇するとは思わなかった。
日銀は700億円のETFを買い入れた。買い支えが示されたので、更なる売り攻めは控えめになるだろう。当分はこの水準よりも上で推移していきそうだ。
www3.nhk.or.jp
値上げ
www.sankei.com
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今月から値上げするもの。
対象 | 会社 | 上昇要因 |
---|---|---|
タバコ | JT フィリップモリス ブリティッシュ・アメリカン・タバコ |
たばこ税増税 |
バター マーガリン クリーム |
雪印メグミルク | 油脂→大豆、菜種、パーム油 |
コーヒー | 味の素AGF キーコーヒー |
コーヒー豆→天候不順 |
パン | 敷島製パン フジパン 山崎製パン |
油脂、砂糖、玉子 |
値上げの原因の一つが天候不順だ。加えて輸入コストの上昇、中国での需要増加が価格に反映されている。
- コーヒー豆
- 大豆
- 菜種
- パーム油
穀物の価格上昇が飼料に反映されるため、玉子も値上がりしている。
さらに小麦の売り渡し価格が上昇するため、製粉会社の小麦価格が上昇し、それが製品価格に反映されることになる。これから次のような製品も値上げしていくのだろう。
- ルー、レトルト
- スナック菓子
- パン、麺
- インスタント食品
必要と思うものは、買い物の度に余分を買い増していくのが良いだろう。
岸田政権
年金改革にせよ、譲渡益税増税にせよ、再分配政策を推し進めるのであれば、短命政権化を回避し、自民党優勢を確保し続ける必要がある。2022年7月の参議院選挙までは、八方美人を維持し続けるのではないだろうか。
譲渡益税増税~国際金融都市構想
「貯蓄から投資へ」を進めてきた結果として、NISAやiDeCoを始める人たちも増えてきた。それらの利益に対しては非課税なので、譲渡益増税でも影響はない。それ以外の個人投資家に対してはネガティブに働くのではないだろうか。
金持ち優遇、格差解消のための譲渡益税増税なのだが、格差解消は建前であって、実際の狙いは個人投資家を市場から引き離し、労働によって稼ぐように方向付ける意図がありそうだ。
すでに市場は譲渡益税造成を織り込み始めている印象がある。個人投資家の多数派はNISA、iDeCoでETFを買うだけ、それも米国、海外投資を中心にするとすれば、日本市場は海外投資家の狩場として、誰かの都合が良いように機能させるだろうか。国際金融都市機能を香港、シンガポールから、東京へ引き継がせる構想の観点では、そのほうが都合が良いのかもしれない。