ひふみらいと | 0.01% | 102.04 |
ひふみ投信 | -0.49% | 109.49 |
日経平均 | -0.57% | 109.34 |
TOPIX | -0.71% | 114.42 |
さわかみ | -0.84% | 113.96 |
ひふみワールド | -0.87% | 123.38 |
ポートフォリオ | -0.89% | 107.52 |
ポートフォリオは前日の上昇分を帳消し。本日上昇した業種の銘柄は組み入れていないし、寄りによって下落率の高い銘柄が組み込まれている。
新生銀行TOB
SBIが新生銀行のTOBを発表した。その背景をNHKは次のように報じている。
新生銀行の主要ビジネスは融資だ。個人には住宅ローンや無担保ローン、法人には融資と仕組み金融(ストラクチャードファイナンス)を取り入れることで、SBIのサービス・ポートフォリオを拡大することができる。
SBIは「相乗効果を高めるための経営陣刷新」を求めている。そもそもSBIは新生銀行の主要株主であり、新生銀行の業績と株価推移を考えれば、その狙いに関係なく、経営陣は総入れ替えしたいだろう。全くボンクラで、結果を出していないからだ。
すでにPTSで、新生銀行はストップ高を付けている。現在1740円。
SBIはTOB価格を2000円としているのだが、これは解散価値の半分にも満たない価格だ。安過ぎはしないだろうか。
PBR | ||
本日終値 | 1440 | 0.33 |
PTSストップ高 | 1740 | 0.40 |
TOB価格 | 2000 | 0.46 |
解散価値の半分 | 2182 | 0.50 |
解散価値 | 4364 | 1.00 |
ポイントはTOB成立後の上場維持、あるいは廃止にかかっているだろう。上場維持であれば、TOB価格が安いと思えば保有を継続しさえすればよい。問題は上場廃止の場合だ。
今回のTOBについて、金融庁には公的資金回収の思惑がある。公的資金回収には株価7500円以上でなければならない。市場連動価格ではなく、端的に純資産を株価に反映させるには、非上場化する必要がある。
この場合、新生銀行を2000円で売って、代わりに他の金融機関を買うのが良いだろうか。