ひふみワールド | 0.15% | 124.70 |
さわかみ | 0.98% | 114.34 |
TOPIX | 1.09% | 114.33 |
ひふみ投信 | 0.60% | 109.13 |
日経平均 | 0.86% | 109.01 |
ポートフォリオ | 0.41% | 107.37 |
ひふみらいと | 0.05% | 102.16 |
ポートフォリオの完全な一人負け。月曜日からの上昇に付いて行ってはいるのだが、毎日何か足を引っ張るものがある。何かニュースがあったわけではないので、明確な理由は定かではないのだが、もっともらしい噂は、日経平均構成銘柄採用を期待しての思惑買いが外れたことによる、投げ売りだ。見事にポートフォリオ構成銘柄のいくつかが引っかかり、思わぬ下落に遭遇した。
敢えて甘いことを言えば、日経平均構成銘柄に採用されるくらいには評価されている企業を買っている、ということだ。この点については、自分自身の選択は優れていた、と評価できるのだが結果、結果を見れば手放しでは喜べない。
無用な思惑に巻き込まれるというのは、想定外のリスクを取っていることであり、今日下落した構成銘柄は、そのリスクに見合るリターンを狙えるのか、と問えば、とてもそのような銘柄ではない。この点については、リターンに見合わらないリスクを取っていると言える。
過去一年間のパフォーマンスを見ると、今回の上昇で日経平均が再びTOPIXを上回ったことが分かる。日経平均が値嵩株にけん引されている様に、S&Pも事実上、GAFAMによって牽引されている。
日経平均に新規採用された銘柄は、いずれも値嵩銘柄だった。新しいトレンドの主役は値嵩銘柄ということなのだろうか。
このような領域は”さわかみ”に任せておこう、というのが現時点での考えだ。
日本市場、上昇の思惑
この上昇は、どのような思惑によって支えられているのだろうか。
- 過去数か月間の下落によって積み上げられた売りの踏み上げ
- 菅政権への失望(下方圧力)からの解放→抑えつけていた重石が取れた
- 新政権への期待
TOPIXは8連騰しており、直近2日間は窓を開けている。1,2の理由はともかくとして、ここまでの上昇の理由になるほど3の影響は強いものだろうか。自民党総裁が首相を兼任する可能性は高いが、必ず兼任するわけではない。
また高市早苗は安倍前首相の推薦を得ているとはいえ、アベノミクス路線を継承するのではなく、譲渡益への課税強化を公言している。業種に関係なく、市場全体にとってのマイナス要因だ。
明確な路線が定かではない中、現在の上昇は、近日中に一度ストップするのではないだろうか。