インデックスが2%上昇する中、ポートフォリオは1%の上昇。全く乗り切れていない。
対照的に”さわかみ”の勢いがすごい。上昇組を確実に捉えているかのような上昇で、TOPIXの上昇を上回った。
ひふみワールド | -0.10% | 121.33 |
TOPIX | 2.05% | 107.50 |
さわかみ | 2.32% | 106.97 |
ポートフォリオ | 1.05% | 104.84 |
ひふみ投信 | 1.26% | 102.91 |
ひふみらいと | 0.10% | 101.94 |
日経平均 | 1.82% | 101.23 |
勝ち組投資家の5つの特徴
www.nikkei.com
4連勝投資家と4連敗投資家との比較
4連勝投資家 | 国際分散投資 先進国株投資 |
共通 | 高配当、優待株 |
4連敗投資家 | 大型優良株 進行・中小型株 |
銘柄選択の注目点
共通 | 成長性 高配当 割安 |
4連敗投資家 | 金融機関や専門家の推奨 |
相場急落時の対応
4連勝投資家 | リスク資産を大幅に増やす リスク資産を少し増やす |
共通 | リスク資産を増やしたが、すぐに手仕舞い |
4連敗投資家 | 様子見姿勢、あまり売買しない リスク資産を減らし、現金比率を高める |
その他の傾向
- 長期投資+積立投資
- 銘柄分散
- 4連勝投資家の半数以上は、6銘柄以上保有している。
山崎元『ファンドマネジメント』読了
プロのファンドマネージャーを対象にしているため、ポートフォリオの運用戦略と、その裏付けについての説明が中心の内容だった。いくらPCの性能が向上したとはいえ、全てを個人で真似るには無理がある。問題はデータの調達だ。いつも山崎元が個人投資家に勧めているのが、世界全体と対象としたインデックス投資だ。その根拠は色々あるのだが、あまり説明されることのない根拠の一つが印象的だった。
東証一部指数のような指数に対するインデックス運用が年金等の資産の運用に対して最適な運用と考えているわけではありません。あくまでもリスクの把握を単純化しかつ無駄を省くための簡単な手段として、いわば次善の策としてインデックス運用があると考えるにすぎません。
プロのファンドマネージャーでもインデックスに勝ち続けるのは難しいと言われる。また運用手数料や売買コストなど、リターンから差し引かれるコストが可能な限り少なく、リスクも十分に分散されている。などなど、インデックス投資を選択する理由はいろいろあるのだが、山崎元流に言えば、インデックス投資は「リスクの把握を単純化しかつ無駄を省くための簡単な手段」なのだ。
情報に対する解釈も、関心を引かれた話題だった。非効率な情報伝達と、その周知、キャッチアップに伴う時間差がリターンの源泉であると解釈されている。端的には、
短期のリターン・リバーサル | 株価のブレの修正 |
アーニング・サプライズ | 情報が強化されるまでの反応の遅れ |
長期のリターン・リバーサル | 情報が強化され過ぎた後の反動 相対的な平均回帰傾向の過小評価 |
『プログラムはなぜ動くのか 第3版』読書開始
C言語がマシン語に変換され、CPUで処理される過程が説明されている。第1版ではC言語ではなく、Visual Basicで説明していたという。こちらの説明方法にも興味がある。