本日の売買代金は1.96超円、今日も閑散相場だ。TOPIXも日経も下げているとはいえ、凪同然なのが実態だろう。
月末アノマリーで三角持ち合いは下振れ、その前触れと考えると、何となく納得感がある。今月末も月末アノマリーならば、2020年6月末以来、1年間続いたことになる。
ひふみ投信 | +0.26% |
ポートフォリオ | 0.22% |
ひふみワールド | +0.12% |
さわかみ | +0.01% |
日経平均 | -0.06% |
ひふみらいと | -0.21% |
TOPIX | -0.30% |
日経平均は、ファーストリテイリングが上昇したが、東京エレクトロン、エムスリーが下げ、変動が相殺されている。騰落の牽引役が異なるだけで、ここ最近のパターンになっている。騰落のペア銘柄を特定し、売り買いを入れ替えたクロス取引で設ける手法が確立できるのではないだろうか。
TOPIXとポートフォリオが接戦だ。今日はポートフォリオがTOPIXを抜き返した。ポートフォリオの上昇要因は構成銘柄の一つと、REITだった。
ひふみワールド | 122.13 |
ポートフォリオ | 108.91 |
TOPIX | 108.42 |
さわかみ | 107.80 |
日経平均 | 105.84 |
ひふみ投信 | 104.09 |
ひふみらいと | 100.89 |
さわかみ、ひふみ投信がTOPIXとの差を縮めている。勢いを取り戻しつつあるのが分かる。もし月末アノマリーの場合、対TOPIXの下落率が相対的に低ければ、彼らの勢いは本物だろう。
ひふみワールドの差は圧倒的。おそらく米国市場のマーケット調整でもない限り、この差を縮めることはできないだろう。
ブログ読者の傾向
Windows 11に関する投稿が、先週末からアクセスを集めている。Microsoft Clarityで分析をしてみたところ、次のことが分かった。
スクロール50%の範囲に、「参照」までが含まれている。投稿全体に目を通している訪問者は、約半分ということだ。
投稿中のリンクは、ほとんどクリックされていない。情報源としている公式サイトへのリンクを掲載しているのに、ほとんど参照されていないということだ。これはWindows 11の投稿に限った話ではなく、掲載している情報源を参照しないのは、このブログを訪問している読者の傾向だ。おそらく、検索サイトが提示したサイトに、期待した情報が掲載されていると期待しているのだ。その情報を「回答」としており、それを知ることだけを目的としており、その根拠や理由、理解を深めることをしない。
特にプログラムを掲載しているページで顕著なのが、次の傾向だ。
- コード掲載個所だけを参照する。
- コードが見つかりにくければ、探すこともなく、すぐに離脱する。
- 投稿末尾にコート全文を掲載しているのに、説明中のコードを部分的にコピーしていく。
などなど。
読者の意図、考えは分からないが、その挙動を眺めていると、つくづく軽薄な印象を受ける。いわゆる「コスパ」を重視*1している人たちなのだろう。おそらくパッと見で、掲載されている情報が、自分の期待に応えている、信頼に足ると「実感」できれば、公式の情報を参照するまでもなく、その情報を「回答」として盲目的に認識する仕組みなのだろう。