先週金曜日、18日の本格的なTOPIX売り、週明け21日のテーパリングを意識した調整、そして今日、22日はテーパリングを意識し過ぎた反省の全戻し。この3営業日間の変動の結果、各ベンチマークは上がったのか、下がったのか?
18日 | 21日 | 22日 | 差引 | |
ひふみ投信 | -0.42% | -1.78% | 2.54% | +0.34% |
ひふみらいと | 0.15% | 0.01% | 0.02% | +0.18% |
ひふみワールド | -0.18% | -0.84% | 1.10% | +0.09% |
さわかみ | -0.33% | -2.81% | 3.06% | -0.07% |
TOPIX | -0.87% | -2.42% | 3.16% | -0.12% |
日経平均 | -0.19% | -3.29% | 3.12% | -0.36% |
ポートフォリオ | -0.68% | -2.30% | 2.27% | -0.71% |
さすがの”ひふみ”は、この3営業日に限れば「守りながら増やす」を体現している。”さわかみ”は全戻しで、21日分の下げを取り戻したものの、18日の下げはまだ大きい。そしてポートフォリオは、全戻しでも前日分を取り戻せず、さらに18日の下げも残されている。
ポートフォリオは、6月7日から下落トレンドに入り、特にTOPIXとの乖離を縮めながら、とうとう逆転された。本日の年初来パフォーマンスは、
ひふみワールド | 119.58 |
TOPIX | 108.58 |
ポートフォリオ | 108.26 |
さわかみ | 107.09 |
日経平均 | 105.25 |
ひふみ投信 | 103.23 |
ひふみらいと | 100.90 |
すでに”さわかみ”との乖離も1ポイントに迫り、毎年4Qで生じる逆転劇が、今年は2Qで展開されそうな勢いだ。
山崎元の投資事始め。新米時代の経験から得たもの
「(タイミングを)上手く買う」ことができないことと、ポートフォリオ完成までのフル・インベストに達していない時間のコスト(機会費用)がもったいないことを理屈で納得して、早々にポートフォリオを完成させたが、これが正解だとの実感を持った。
ポートフォリオの調整にあっても、持ち株を一気に売り切って、新しい投資銘柄を一気に買うような、「メリハリの効いた運用」を行うファンドマネージャーの運用成績が良くないことが分かった。手広く分散投資して、ポートフォリオをゆっくり動かす、一見愚図に見えるファンドマネージャーの方が概してパフォーマンスが良かった。
デスクトップLinuxで学ぶコンピュータ・リテラシー
20210612 - Technically Impossible
読了。
Emacs、LATEX、シェル・スクリプトの説明が良かった。Emacsはキー操作レベルで説明されていた。明言されていたわけではないのだが、この説明のおかげで、なぜCtrlボタンが「コントロール」なのか、その理由に思い至ることができた。カーソル移動からファイル操作、コマンド実行まで、ことあるごとにコントロール=操作、制御に関与している。文字通り「コントロール」のためのボタンだ。
LATEX、シェル・スクリプトも、コード1行ごとに逐一説明されるのが良かった。とにかく、読者の理解に漏れがないよう、説明されているのが気に入った。