Technically Impossible

Lets look at the weak link in your statement. Anything "Technically Impossible" basically means we haven't figured out how yet.

20210612

バーミヤンのクーポン

バーミヤンのクーポンが投函されていた。いつもと違う、2つの特徴に気付いた。どちらもコロナ後の外食需要を取り込もうとする、従来型のビジネス・モデルへ戻ろうとしている予兆を感じた。

一つ目は、全てのクーポンが店内飲食に限定していることだ。宅配やテイクアウトでは利用不可ということだ。ワクチン接種が始まり、接種進捗も大きく伸びているとはいえ、蔓延防止措置の徹底、外出自粛を訴えている自治体もある。

新型コロナワクチンについて | 首相官邸ホームページ
大阪 吉村知事 宣言解除基準達しても「まん延防止措置」要請へ|NHK
東京都 新型コロナ 467人感染確認 都「日曜も外出自粛を」 | 新型コロナ 国内感染者数 | NHKニュース

加えて、オリンピック開催に伴う外出抑制に、第5波予測もある中で、店内飲食を誘うのだ。かなり挑戦的に見える。狙いはワクチン接種を済ませた高齢者だろう。それが2つ目の特徴に通じている。一部のクーポンは60歳以上限定なのだ。

デスクトップLinuxで学ぶコンピュータ・リテラシー

九州工業大学情報科学センターは、学部生向けの教科書を出版している。いずれもUNIX入門の教科書だ。
九州工業大学情報科学センター

〇〇入門的な情報は、専門誌やwebメディアの連載記事での定番テーマだし、そのものズバリが技術書やムックとして出版されてもいる。さらにはブログなどで個人が投稿している場合もある。いずれも貴重な情報リソースだが、唯一欠けているのが教科書として特徴の一つである、裏打ちされた体系的な学習のための資料、情報源であることだ。
今回読んでいる書籍『デスクトップLinuxで学ぶコンピュータ・リテラシー』は、その体系的を網羅した、とても良い入門書だ。

「コンピュータ・リテラシー」と題されているように、コンピュータを使用するための能力を身につけることが目的の書籍だ。学部生が対象なので、おそらく講義、あるいは研究や課題提出において求められるスキルを養うための入門書という位置づけなのだろう。文書作成から画像編集、シェル・スクリプトまで網羅している。

注目なのは、それぞれ独立した1章を割り当てて、Emacsの操作方法、LATEXを用いたレポート作成について説明していることだ。これらの話題は、専門書が出版されているのだが、「まず使い始める」に際し、それらは重すぎるだろう。とはいえブログのレベルでは、せいぜいコマンド紹介のチートシート程度なのが関の山だ。
本書では、「使い始める」に当たって丁度良いレベルの内容が紹介されている。個人的には、これまで見た中で一番分かりやすいし、馴染みやすい。

LATEXの説明も同様だ。ただ文書整形や数式表現だけでなく、図や参照、参考文献の表記や引用等が、具体例とともに紹介されている。専門書やブログには、ただLATEXについての情報を提供するだけで、具体的に学生が何をしなければならないのか、それに対応するための情報が書けているのだ。

第1版は2013年出版のため、情報は古いのだが、自力で十分に補える範囲だ。良い本を見つけた。

米国のテーパリング

6月11日の『夜トレ!』で、エミン・ユルマズ氏が興味深い考えを披露していた。テーパリングは政治的な圧力がきっかけで始まるのではないか、という考えだ。

  • transitory=しばらく続くかもしれない(いつかは元に戻る)
  • インフレ(ガソリン、中古車、住宅)
    • 需要があっても供給が間に合わない
  • インフレに伴う人々の不満が政治圧力に繋がる。→中間選挙への影響
    • 現政権の政治家が不満解消に応えられなければ、別の政治家が現れる。→トランプ
  • 住宅価格

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