Technically Impossible

Lets look at the weak link in your statement. Anything "Technically Impossible" basically means we haven't figured out how yet.

20210514

今日は自律反発。しかし日銀は買い出動していない。

日経平均 2.32%
TOPIX 1.86%
さわかみ 1.63%
ひふみ 1.61%
ポートフォリオ 1.24%
ひふみワールド 0.33%
ひふみらいと 0.18%

”さわかみ”、”ひふみ”は、それなりに上昇したのだが、ポートフォリオは上昇に乗り切れていない。大きく足を引っ張った要因は二つ。

マザーズ銘柄 評価額比率=2.5% 下落率が高い
REIT
東証一部銘柄
評価額比率=12.5% 前日差額が大きい

三銘柄に限った話題だが、全体に与える影響がそれなりに大きかった。このような要素が上手くヘッジできればよいのに、と思うが、それは結果論。それはそれでギャンブルなので、リスク・ヘッジに合わせて、新しいリスク要因にもなる。

ひふみアカデミー

4月分の月次報告会が配信された。TOPIXとの月次比較では”ひふみ”が勝り、それは下げに強い側面が機能したのだと主張されていたのだが、長期投資の前提では、あまり有意義な報告ではない。勝ったとは言っても、それは4月に限った話題に留まるのにならず、”ひふみ”もTOPIXもマイナスなのだ。さらに長期投資の視点で言えば、”ひふみ”はTOPIXに負けているし、昨年末終値すら下回っている。

ひふみワールド 111.66
ポートフォリオ 107.90
TOPIX 104.36
さわかみ 102.74
日経平均 102.33
ひふみらいと 99.63
ひふみ 98.92

4月分の主要構成銘柄では、8/10銘柄がグロース、さらに構成比率トップはMicrosoftだった。もし今日の自律反発がトレンドの転換で、牽引役がグロースへ変化しているならば、それが影響要因の一つとして、ポートフォリオの相対的な上昇の低さに繋がっているのかもしれない。

ひふみワールドは、経済再開から恩恵を受ける企業のウェイトを増やしている。ワクチン接種の進捗が経済再開のベンチマークになるとすれば、日本の経済再開は欧米に比べて遅れることになるため、ひふみワールドが考えていることを、ひふみ投信が遅れて反映する事になるのかもしれない。
先月から主要構成銘柄に反映されているHISは、その端緒なのだろう。
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木村佳子の気になる銘柄

少し気になったシナリオ。

  1. 円安+原油高、資源高→日経平均急落要因
  2. 日経平均急落
  3. 当局対応
  4. 日経平均反発

日本以外に考慮すべき地政学要因。

イスラエル 中東問題
台湾 米中対立

毎月開催されていた東証アカデミー、真壁昭夫氏の講義は、このようなマクロ視点からの考察に触れる良い機会だった。講義が開催されなくなり、このような考え方に触れる機会がなくなってしまった。
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