Technically Impossible

Lets look at the weak link in your statement. Anything "Technically Impossible" basically means we haven't figured out how yet.

ADBが認識するようにSony Tablet SをPC接続する - 導入編

これは2011年に投稿したエントリーで、以前のブログから引き継いだものです。

Sony Tablet Sを購入しPCへ接続する。ただ繋ぐのではなく、ADB (Android Debug Bridge)が認識するように接続する場合、ひと手間、ふた手間必要です。その手順を紹介。

接続までの大まかな流れは以下の通り。

  1. Java開発環境の導入
  2. Android SDKの導入。
  3. Sony TabletのUSB DebuggingをONにして、PCへ接続。
  4. ADB用ドライバのインストール。
  5. ADBの再起動。
  6. 接続確認。

すでに開発環境一式が導入されているPCをお持ちなら3からスタート。そのほかの人は1からスタート。今回のエントリは導入編として、1-2までをカバーします。3以降は次のエントリ、接続編でカバー。

Java開発環境の導入

J2SE (Java 2 Standard Edition)の導入。最新版はJava SE 7ですが、私はその一つ下、Java SE 6 Update 27をインストールしました。
本気な人はさらにEclipseも。Eclipse IDE for Java Developersが良いでしょう。
ちなみに、J2SEEclipseも32bit、64bit版が用意されています。どちらの環境でも問題ありませんので、ご自身の環境に適したものを選択してください。
これらの導入についてはいろんなサイトで紹介されているので、それらを参考にしてください。

[参考] JavaDriveより
Javaダウンロードとインストール
Eclipse入門

Android SDKの導入。

Android 3.2対応のSDKをダウンロードします。

Download the Android SDK
Android developersより

インストール用のEXEファイルが用意されているので導入は簡単ですが...一つだけ注意。
導入ウィザードを進めていくと、Android SDKJ2SEが必要で、JRE (Java Runtime Environment)だけではダメなんだ!といったメッセージが表示され、次のステップに進めません。
落ち着いてBackボタンを押してひとつ前の画面に戻り、その画面で改めてNextボタンを押します。
導入済みのJ2SEを見つけてくれて、先に進めることができます。

しばらくすると画面が立ち上がるのですが、ここでGoogle USB Driverをインストールします。
色々チェック項目があり分かりにくいですが、具体的にはコレ。

Google USB Driver

「Downloading the Google USB Driver」に添付の画面で示されているものです。これを導入します。導入は、ダウンロード・インストールになり、結構時間がかかります。気長に待ちましょう。

ちなみに英語の文書が厳しいですね。これ以降の作業は「Installing the USB Driver」に記載の作業+αを行うことになります。

というところで、次のエントリ。接続編です。