Technically Impossible

Lets look at the weak link in your statement. Anything "Technically Impossible" basically means we haven't figured out how yet.

Xperia Tablet Z (SGP312) WiFiモデルにLollipopを適用する - アンロック準備編

f:id:espio999:20150619225809p:plain
海外ではXperia Tablet ZにLollipopが配布されていますが、日本では配布されていません。タブレットスマートフォンとは異なり、あまりパフォーマンス・ダウンを体感することもなく、買い替えの必要性を感じることが少ないです。新しいOSを導入するかはユーザー次第ですが、可能な限り長く使い続けたいものです。

Xperia Tablet Z (SGP312)、WiFiモデルをLollipop化するにあたって、

1.boot loaderのアンロック対象機種の確認
2.boot loaderのアンロック
3.Lollipopの適用

の手順を紹介します。ここでは2の前半を取り上げます。

対象機:Xperia Tablet Z (SGP312)、WiFiモデル
対象環境:Windows 7

アンロック手順を紹介するURLが記載されたメールが届いたら、ハイパーリンクをクリックします。IMEI、IDID、MEIDのいずれかを入力する画面が表示されます。先の手順でメモしておいたIDIDを入力し、Submitボタンを押下します。

アンロックコードとともに、アンロック手順が表示された画面に辿り着きました。必要な手順は以下の通りです。

  1. Android Studioのインストール(サイト上ではAndroid SDKの導入になっていますが、現在はAndroid Studioです)
  2. Fastbood driverのインストール
  3. Fastbootでのコマンド実行

Android SDKのリンクからAndroid Studioのダウンロード・ページへ遷移します。ここでOther Download Optionsを選択し、
f:id:espio999:20150616170156p:plain
android-sdk-***-windows.zipをダウンロードします。(Recommended)のインストーラ版ではなく、zip版をダウンロードすることに注意です。
f:id:espio999:20150616170211p:plain

ダウンロードしたZipを適当なフォルダへ展開したらSDK Manager.exeを起動します。
f:id:espio999:20150616170246p:plain

起動した画面からDeselect Allを選択し、すべてのチェックを外したら、改めて次の項目にチェックを入れます。

Tools > Android SDK Platform-tools
Extras > Google USB Driver

f:id:espio999:20150616170707p:plain
画面写真は既にインストール後の状態ですが、通常であればInstall Packages...のボタンが押下可能になっています。このボタンを押下します。

次の画面でラジオボタン、Accept Licenseにチェックを入れたらInstallボタンを押下して、インストールを開始します。

webブラウザの画面に戻り、次にFastboot driverのハイパーリンクをクリックします。遷移先の画面からドライバをダウンロードし、展開します。infファイルが一つ展開されます。このファイルをAndroid Studioの次のフォルダへ「上書き」コピーします。

<android studio>\extras\google\usb_driver

私の場合、はC:\Program Files\Android\android-sdk-windowsですので、コピー先のパスは次のようになります。

C:\Program Files\Android\android-sdk-windows\extras\google\usb_driver

ここまで完了すればタブレットとPCの接続、Fastbootコマンド実行です。

次のエントリーへ